「ならいっそ結婚しては!? 結婚と言っても就職という形の結婚というか、家事代行スタッフを雇う感覚の契約結婚というか!」というセリフで事実婚がスタートした、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。 主役ふたりの初々しい恋模様を主軸として、一般の「結婚」や「就職」から逃げながら立ち向かう人たちが描かれた本作。そこで描かれた事実婚生活に「こんな結婚もアリかも……」と妄想を抱いた人は多いはず。 しかし、ドラマでは雇用関係としての「結婚」だったため、事実婚状態が適切だった。雇用ではなく恋愛の結果として事実婚をしている人は、どうして結婚をしないのだろうか? 生活を共にし、周りからは「夫婦」同然の扱いを受けつつも、籍は入れていない。そんな事実婚をしている女性に話を聞いた。 同棲して数年ということで、ほぼ夫婦のような関係ですよね。どうして籍を入れないんでしょうか? 積極的に「入れないでいよう」って決めて