アフリカ中西部(カメルーン、コンゴ民主共和国、赤道ギニア、ナイジェリア)にのみ生息するというケガエルは、体長10センチほど。体に「毛」が生えることで有名なアフリカのカエルなんだ。繁殖期になるとオスの体に毛のようなものが生えてくる。これは皮膚の一部が細く長く毛のような状態になっているのだけれど、一般的なカエルの概念を覆してくれるモフモフさ加減なんだ。 ソース:Ugly Overload: Horrors of the Hairy Frog なぜオスにのみこのような毛が生えてくるのか?ケガエルはメスの産んだ卵をオスがが守る習性を持っている。卵を守るためにはずっと水中にいなければならないのだが、両生類は大人になるとエラ呼吸から肺呼吸へ切り替わってしまうために長時間水の中にいるのは困難となる。そこで活躍するのがこの毛で、この毛が水中で呼吸する補助器官のような役割を果たし、ケガエルのオスは、他のカエ