ハーバード大学の研究者らは、米国防総省とアメリカ軍兵士のために軽量で柔軟性の高い強化外骨格「exosuit」を開発しました。チューブとハーネスから構成されている「exosuit」は、自然と体に馴染み、動きを補助する役割を果たします。 「exosuit」は、体に装着したチューブとハーネスを、重さ7.5kgのタンクから成ります。タンクからは空気が供給され、この空気圧によって人工筋肉を動くことで装着者の動きをサポートします。 これまでにも強化外骨格は開発されていますが、その多くは金属製で非常に重いものとなっています。しかし「exosuit」は、タンクを含めても既存の強化外骨格に比べて非常に軽量となっています。 現在はプロトタイプの「exosuit」ですが、研究者は将来的には衣服のように簡単に着られるようにしたいといいます。 実験では、歩行能力の向上や重いモノを持ち上げる際に効果が発揮されたとのこ