山口周 慶應義塾大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。ビジネス書も多数あり、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。 ファクトとデータに基づけば 悲観的になることはない 今現在、社会はダメになってきている、日本はどんどん悪くなっている……などなど。そんなふうに考えている人がたくさんいると思います。そう、今は“悲観的ロマンチスト”が多い。たしかに悲観的になることは文学的だったり、ロマンチックではあるけれども、きちんと現実を捉えれば、オプティミスティックな事象がたくさんあることに気づくはずです。 日本国内に目を向けてみましょう。青少年の犯罪のピークは1950年代の話だし、所得格差をあらわすジニ係数がもっとも高かったのは昭
近年、活発化する宇宙開発産業。民間企業が製造した宇宙船を使って(まだ限られた人ではあるが)民間人が宇宙空間へと旅立つ時代は到来した。 日進月歩のこの分野、最終目的は移住にあるという人たちもいる。そこで最大の壁となるのが有人活動における水や食料といった物資の“現地調達”にあるわけだが……。 現在、月や火星への無人、有人探査の機運が高まるなか、株式会社大林組がJAXAとの共同開発で進めてきた研究分野のひとつに「地産・地消型探査技術」がある。この応用により、先月、月の模擬砂を用いた植物栽培実験に成功したというニュースが。 今回、株式会社TOWINGとの共同で、月の模擬砂に有機質肥料を加えた植物栽培の実証実験を実施。同社は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構が開発した人工的に土壌化を行う技術を活用。有機質肥料を用いた人工土壌栽培を可能にするノウハウを活かし、月の模擬砂から軽石のように内
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く