管理者の立場での品質チェック 前項で述べた運用手順について、弊社の例を図3に紹介しますので参考にしてください。 さて、この図の最後にある「リーダーチェック」での当フォーマット使用法も解説しましょう。 プロジェクト管理者としての立場で品質を見る場合、小規模であればでき上がったプログラムを1つ1つチェックすることも可能ですが大規模案件の場合、そうはいきません。ではどうするのかというと、単体テスト結果報告書をチェックします。 まず、その報告書が定量的に結果を把握できるようになっていれば、そのデータを品質の判断基準とします。また、エビデンスを見て精度を確認します。この2点が怪しい場合、担当者にヒアリング、再テストといった手順を踏みます。再テストの結果次第では、類似機能またはその担当者の全作成プログラムについても再テストに踏み切る場合があります。このような流れで管理者は品質をチェックしますので、まず