あらすじ 水みたいな存在 後輩からも頼りにされるあおいに、試練の時が訪れる。 なんとあおいが大好きなブランド【FUTURING GIRL】のデザイナーから、星座プレミアムドレスのお披露目ライブで歌ってほしいというオファーが届いたのである。 あおいはもちろんオファーを受けることにしたが、彼女には大きな不安もあった。 『星座アピール、あなたには出せる?』 それはかつてセイラに言われた言葉だった。 あの時、あおいはいちごに対決ライブを譲ったのだが、学園長は「あなたも星座アピールを出せると思ってた。」という言葉にずっと引っかかっていたのである。 (レイさんや、織姫学園長の期待に応えるためにも…私もいちごみたいに観客の心を鷲掴みにできるよう頑張らないと…。) そこまで考えたところで、あおいは閉じていた瞳を開くと、視界いっぱいに移りこんできたのはティアラの顔であった。 ティアラは今度開催されるフェスの