国語辞典を選ぶ時、いちばん気になるのはやはり、あの「さわりごこち」と「におい」だろう。これは譲れない。 ページをひらくと、もわっと香り立つ紙とインクのにおい。 ページをめくる時のやわらかいさわり心地と「シャワッ」という気持ち良い音。 しょうじき内容はどうでもよくて、さわりごこちとにおいだけでうっとりできる辞書が好きだ。においとさわり心地を比べつつ、辞書の紙を作っているメーカーに話を聞いてきた。
国語辞典を選ぶ時、いちばん気になるのはやはり、あの「さわりごこち」と「におい」だろう。これは譲れない。 ページをひらくと、もわっと香り立つ紙とインクのにおい。 ページをめくる時のやわらかいさわり心地と「シャワッ」という気持ち良い音。 しょうじき内容はどうでもよくて、さわりごこちとにおいだけでうっとりできる辞書が好きだ。においとさわり心地を比べつつ、辞書の紙を作っているメーカーに話を聞いてきた。
先月、出雲大社の近くで「古墳ゼリー」という期間限定メニューが話題になった。古墳の中から埋葬された人(?)が出てくる仕掛けのあるゼリーらしい。 それならば、もっと近代の墓でも似たようなことができるんじゃないか。たとえば墓石の形の、掘ったら骨が出てくるケーキとか? そんなわけで、古墳ゼリーの対抗馬的ポジションになる墓スイーツを勝手に考案してみた。
右に行くとトイレで、まっすぐ行くとエスカレーター。 ビルとか駅とかで見かける行先案内を、案内サインというらしい。 よく見ると実は必死にぼくらに呼びかけていたんだってことに気がついた。
よく居酒屋のトイレなんかに置かれているゴム製のサンダル。 いわゆる便所サンダルである。 どこにでもあるので特に気にしたことがない、多くの人にとってはそんな存在ではないだろうか。 この便所サンダルに魅せられた人たちがいた。 これを読むときっと新しい世界の扉が開くと思いますよ。
神奈川県座間市にある米軍基地の座間キャンプでは毎年夏になると盆踊りを実施している。 りんごあめでなくチーズケーキ、焼き鳥でなくターキーが売られている。炭坑節が終わったあとはYEAH!と声があがる。 盆踊りなのにアメリカンなお祭りに行ってきた。
洗濯乾燥機をてきとうにつみあげたようなふしぎな形のビルが、銀座と汐留のちょうど境目のあたりにある。 この万博のパビリオンみたいなビル、実は現役のマンションだ。 「中銀(なかぎん)カプセルタワー」というビルなのだが、建築分野では超有名な建物で、設計者はあの黒川紀章。 このたび、中をちょっとだけ見せてもらえることになった。
データ通りに立体を作ってくれるのが、いわゆる3Dプリンター。思った通りのものがリアルに作れる、夢のような機械である。 とはいえ、3Dで何かを作るための元のデータ作りは意外と難しく、素人ではおいそれと手が出ない では、簡単に3Dを、絵を描くような感覚で作れる超夢の機械というのはないのか。 それがあるのだ。まさに手描きで3Dが作れるペンが、いま僕の手元にある。 これですごい3Dを作りたい。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:健康的な毒を作る > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
布団圧縮袋を知っているか。 ふかふかの布団をまるで板のように圧縮し、押し入れに効率的に押しこむことのできるあの袋だ。 ふわふわの物を…板のように… それはパンにも使えないか。
今回はぼくの記事史上でも最高に分かりづらい好みを綴ったものだと思う。でも「こういうのいいよなー!」って心底思うので、世界にひとりだけでもいいから同好の士を探したい。 きっとひとりはいると思うんだ「線路沿いの道が終わる場所」好きが。
ゾウとゾウアザラシ。 ワニとワニガメ。 カフェオレとカフェラテ。 似た単語というのは、元々見た目や性質が似ているから生まれる訳だ。 だがここでひとつ解せない単語がある。 ガンダムに登場するグフである。 「グ」と「フ」の2文字から成る言葉は元々フグが牛耳っていたはずだ。 それじゃあ、グフとフグは似ているかと言えば全く似ていない。ゾウとゾウアザラシよりも似ていない。 このままだと似た単語は似た属性説が崩れてしまうじゃないか。 と、いう訳でグフをフグにしてみようと思う。
世の中には似てるものが多すぎる。 ほうれん草と小松菜とかウインナーとソーセージとかもう区別がつかない。 いや区別は出来るけども自信を持って答えられるまでに数秒間固まる。 そういうロスタイムを集めたら、一生のうちで30年ぐらいにはなるのではないだろうか。 限られた人生の中でそれは長すぎる。 だからもう、区別するのに時間を使うような似た者同士は、同じものと言い切ってしまっていいのではないだろうか。 とっさに答えられなかったら、それはもう同じものなのだ。
UVレジンというものを最近知って、ちょこちょこいじっている。それが何なのかはあとでご説明するとして、使い方によってその質感が「ホーロー看板」ぽいところがあるのだ。これは作ってみねばなるまい。「ホーロー看板風レジンバッジ」を。
祖母宅にずっと前から何が入っているのか分からない物置がある。 10年くらい前に物置自体は取り替えたようだが、中身は入れ替えただけで30年近く広げていないらしい。 近く事情から住居に合わせて物置も取り壊すことになり、いよいよ中身の確認をしたところひいおじいちゃんにまつわる資料が大量に出てきた。 売ったら10万円になった。
Twitterを眺めていたら、画材メーカーのホルベイン社がイベントを行うというツイートが流れてきた。 イベント詳細に「モデルクロッキー会」「水彩体験」などアーティスティックな内容が並ぶ中、なぜか「マーカー、絵の具、筆など画材のつかみ取り各種」という妙に砕けたものが混じっている。 クロッキー会に参加するような絵心はないが、筆や絵の具のつかみ取りは面白そうだ。 それぐらいの気持ちで行ってみたイベントが、想像以上に豆知識の宝庫で面白かったのだ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:天からプロデューサー巻き > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 今回お邪魔してきたのは、
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