紀元前7世紀には現在のような形の星座として知られていました。 黄道十二星座の一つで、ふたご座としし座の間に位置する星座です。 暗く目立たない星座ですが、中央に有名な星団プレセペがあり、その周囲に甲羅のような4つの星が四角く並んでいます。 このかに座にはどのような物語があるのでしょうか? 今回はかに座の星座線を描きながら、星座の物語に思いをよせてみましょう。 ヒドラは、9つの頭を持ち口から毒を吐く巨大な蛇です。 アミモネの沼にやってきたヘラクレスの姿を見つけたヒドラは、素早く両足に絡みつき顔に毒を吹きかけてきました。 ヘラクレスも剣や棍棒を振ってヒドラに応戦します。 この戦いは最初はヒドラが優勢だったのですが、ヘラクレスの激しい攻撃で少しずつ劣勢になっていきます。 これを見ていたのが沼の住人、化けガニです。 化けガニは同じ沼に住む友人のヒドラが攻撃されているのを見て黙ってはいられません。 も