ブックマーク / www.buzzfeed.com (11)

  • 14歳の帰り道、車でさらわれた。あれが「魂の殺人」だと、今の私は思わない

    私のもとには、ミソジニー(女性嫌悪)からくるバッシングが日々、数えきれないほど届きます。そういう「目立って叩かれやすい三浦瑠麗が、どうやって嫌がらせや生きづらさを克服してきたのかを書いてほしい」というのが編集者からのオーダーでした。 誰にでも通用する解決策やハウツーなんて存在しないから、そのオーダーに正面から深く応えるには、自伝という形を取るしかありませんでした。半年ほどその依頼を放置していた後、そのことに気がつきました。 10日間、昼間は机に向かい、寝て起き出してはまた書いてを繰り返し、頭の中にあった幼少期の記憶を思い出して、一つずつのシーンとして書きとめていきました。 孤独だったときの記憶。女であることの意味に気づいたり、気づかなかったりしたときの記憶。"そのとき"の自分の思いをしっかり捕まえながら、書いていく作業でした。 だからこのは、性的被害をテーマにしたではないんです。書く作

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  • 9歳で身近な人から性的な行為をされた私は10年間、誰にも言わなかった

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 「起こったことは起こったこと。たまたま私に起きただけで、別に特別なことではなくて、いつ誰に起こるのかもわからない。もし、これが私の妹や大切な人に起こってしまったら、ここで自分が何も語らなかったことに対してすごく後悔するはずだと思ったんです」 レイプ被害を実名で公表し、手記を書いたジャーナリストの伊藤詩織さんの言葉だ。彼女にこのインタビューをした記事の最後に、私はこう書いた。 〈声をあげると「なぜか」と問われ、声をあげなければ「いない」ことにされる〉 私は9歳

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  • #MeToo が嫌いなあなたへ

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you. 10代の頃、電車で痴漢に遭うのは夏場に蚊に刺されるのと同じくらい、不快だけどしょうがないことだと思っていました。 帰宅する途中に後をつけられて、スカートの中に手を入れられたことも。下着には黒い指の跡がくっきりついていましたが、犯人は捕まりませんでした。隙を見せた自分が悪いのだと思いました。 今はわかります。あれは「しょうがないこと」なんかじゃなかったし、悪いのは私ではなかったと。痴漢は性暴力で、犯罪なのだから。 22年前、深夜番組で新人アナウンサーに催眠術を

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  • 父と娘はいつまで一緒に風呂に入れる? 子どもの脳を傷つける子育て

    幼いころに「虐待」を受けた子どもは、脳が萎縮するという研究がある。 身体を触ったり性行為を強要したりすることだけではなく、大人が性行為を見せたり、嫌がる子どもと一緒に風呂に入ったりすることも、広い意味での"性的虐待"に含まれる場合がある。 性についてネガティブな体験をさせないために、親は何に気をつければいいのか。BuzzFeed Newsは、福井大学子どものこころの発達研究センター教授で、脳の研究に取り組む小児精神科医、友田明美さんにインタビューした。著書『子どもの脳を傷つける親たち』の内容とともに紹介する。 裸でウロウロする父親「性的虐待」と聞くと、身体の接触や性行為の強要を連想する人が多いですが、ポルノグラフィを見せる、裸の写真を撮る、親が自らの性行為を見せるなども、子どもを傷つける行為だと考えられます。 思春期を迎える子どもと異性の親が一緒にお風呂に入ることは、アメリカでは性的虐待だ

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  • 性的暴行は被害者のせいじゃない 親たちが息子の育て方を変えれば、女性は救われる

    インドのITの中心都市、バンガロール。治安が比較的良いとされるこの町の繁華街で、2016年の大晦日の夜、多くの女性たちが性的暴行を受けた。ところが、バンガロールがあるカルナータカ州のパラメシュワラ内相は、被害に遭った女性たちの「欧米的な装い」を非難した。 性的暴行に遭った女性たちが、被害に遭ったことを自らの責任にされる。このことは、今に始まったことではない。 被害者の責任を問う風潮は、程度の差はあれ日にもある。BuzzFeed Indiaは、男の子のいる親に、息子たちに女性を暴行することは許されないことだと教え、女性に敬意を持つよう育ててほしいと呼びかけた。 BuzzFeed India編集長Rega Jhaのメッセージを翻訳した。 人々が眠りについていた12月31日の真夜中。インドの女性たちは変わり映えのしない真実に、またしても安眠を妨害され、目を覚ますことになりました。自分たち女性に

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  • 「男性保育士に女児の着替えをさせないで」は誰が言っている? 保育園の主役は子どもたちです

    「男性保育士に女児の着替えをさせないで」は誰が言っている? 保育園の主役は子どもたちです「男性保育士のオムツ替えは抵抗がある」という保護者の意識が可視化された。実は数十年前から、この問題は現場で”穏便”に済まされてきた。そのツケが、いまの社会の価値観をつくっている。 熊谷俊人・千葉市長のTwitterでの発言をきっかけに、男性保育士についての議論が沸き起こった。熊谷市長は自身のFacebookでさまざまな論点をまとめている。 発端となった千葉市立保育所男性保育士活躍推進プランには、こう記してある。 保育士としてのキャリア形成のため、男性保育士も女性保育士と同じように、こどもの性別に関わらず、保育全般を行っていきます。保護者には市の方針であることを説明し、理解を求めます。 「保育士のキャリア」と「保護者の理解」に、重点が置かれている。ところで、同じ趣旨のことが、厚生労働省の保育所保育指針(2

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  • 「拝啓 デマサイトを管理していた人へ」25歳在日コリアンの彼が、韓国ヘイトサイトの運営者に伝えたかったこと

    「拝啓 デマサイトを管理していた人へ」25歳在日コリアンの彼が、韓国ヘイトサイトの運営者に伝えたかったこと「ソウルで日人女児が強姦された」と拡散された韓国にまつわるデマ。サイト運営者に向け、手紙をしたためた一人の男性の思いとは。 韓国人を誹謗中傷するようなニュースを発信するサイト「大韓民国民間報道」。 「ソウルで日人の姉妹が強姦された」などのニュースは完全なフェイク(偽)で、その目的が広告収入だったと明らかにしたBuzzFeed Newsの報道は注目を集めた。 運営者の男性(25)は、私たちの取材に言った。「ヘイトを煽る記事は拡散される」と。反韓感情をもった人たちを、ターゲットにしたとも。 さらに私(籏智)の「傷つく人たちがいる。後ろめたい気持ちはないのか」という質問には、こう答えている。 「怒っている人がいることは想像できますが、これが誰かの人生や、実生活に影響を及ぼすことはないんじ

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  • 自由で楽しい500万人の女性デモ行進 警察官もハイタッチ!アヒルやホッキョクグマも参加

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  • マドンナさんら著名人も参加 トランプ政権に正義と平等求め、世界で250万人の女性が行進

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  • 小金井ストーカー刺傷事件・被害者のシンガーソングライターが手記を発表

    2016年5月21日、東京都小金井市のライブ会場前で、シンガーソングライターの冨田真由さん(21歳)が、ファンの男性に刺され一時重体になった事件。冨田さんが事前に警察に相談をしていたにも関わらず、事件は防げなかった。警視庁は12月16日、「安全を早急に確保する必要があると判断すべき事案だった」と結論づけた。代理人弁護士が東京・霞が関の司法クラブで記者会見し、冨田さんの手記を読み上げた。 手記は、昨晩から今日の明け方にかけて書かれたものだという。その全文は以下の通り。 手記全文まずは、私が被害に遭ったときに、現場で犯人に立ち向かってくれた方、110番通報をして下さった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。 今私が生きていられるのは、皆様のおかげです。当にありがとうございました。 また、被害に遭った後から、これまでの間、警視庁の犯罪被害者支援室の皆様には大変お世話になっていて支援室の皆様

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  • 牛乳アレルギーと闘っていた母娘に何があったのか 「懸命な子育て」が一線を越えるとき

    牛乳アレルギーと闘っていた母娘に何があったのか 「懸命な子育て」が一線を越えるとき過去最多の10万件を超えた児童虐待相談件数。ルポライターの杉山春さんは、こうあるべきという型に過剰に適応しようとする、親たちの危うさを指摘する。 牛乳アレルギーがある長女(5)に、母親(35)は紙パックの牛乳を飲ませた。12月11日、午前9時ごろのことだ。娘が呼吸困難になって苦しみ始めると、症状を和らげる薬を注射し、自ら119番通報した。警察は「未必の故意」による殺意があったと判断し、殺人未遂容疑で母親を逮捕した。 母親と娘は二人暮らしだった。医師の指導を受け、娘にアレルギー耐性をつけるために微量の牛乳を飲ませる治療を普段からしていた。母親は児童相談所や警察署に「育児に悩んでいる。子どもを預けたい」などと何度も相談していた。 品表示で原材料を確かめ、レストランでは店員に材料を尋ね、わずかに混じる乳製品にも

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