2010年に最も読まれた本は!?―。倉敷市立中央図書館(同市中央)で昨年、貸し出し回数ベスト50に入った本を紹介する「ベストリーダー展」が同図書館で開かれている。1位は09年に刊行され爆発的な人気となった村上春樹さんの「1Q84 BOOK1」だった。23日まで。 同図書館の著書別の貸し出し回数を順位付け。50位(貸し出し回数90回)が3作あったため計52作を1階に展示している。 上位は、村上春樹さんのほか、東野圭吾さん、山崎豊子さん、宮部みゆきさんら人気作家の小説が独占。1位から4位までは貸し出し回数が200回を超える人気ぶりだった。 09年は市内の7図書館・室の総合計でランキングをまとめ、3位になった尾道市出身・湊かなえさんの「告白」が2年連続で3位、6位だった東野圭吾さんの「容疑者χの献身」も、今回再び6位に入った。 同展は、ランキング形式にすることで、利用者にどんな本が読まれているか