ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (213)

  • 台の上の花と種たち - ururundoの雑記帳

    エゴの実 白い百日紅の花 紅葉の種 土に落ちている花や種に気付き 上を見る。 緑の葉っぱに埋もれるように エゴの実が豊かに実り 百日紅の白い花が 蕾から咲き始めている。 どの木も ひょろひょろと細くて高い。 渋い茶色に枯れた 紅葉の種は 竹とんぼの様だ。 それらを大きな年輪の台に 並べる。 それを見て 私は喜ぶ。 白い百日紅の花の繊細な可愛さ 渋い茶色の紅葉の種 エゴの実の茶色と灰緑色。 その日から 数日。 百日紅の レースの様な花びらは小さく縮み エゴの実と 紅葉の種はそのままで 年輪の台の上に在る。

    台の上の花と種たち - ururundoの雑記帳
  • 鳶の羽 夜の涼しさ - ururundoの雑記帳

    「小屋」の上 山の上 原っぱの上 川の上 私の周りを いつもくるりと旋回していたり 電信柱の上から 私を見ていたりするのが鳶だ。 曲がった嘴を持つ風体に似合わない 綺麗で 可愛い声で鳴く。 川沿いの道の脇で目にしたのは 鳶の羽。 草の上にひらりと 落ちていたその羽は 続く日照りで 乾燥した破れ傘の様をしていた。 今日の昼間は 「小屋」の中の温度計では31度だった。 表に出ると 微かに風がそよいではいるが ムッとする熱気で 何をするにもやる気が失せた。 夕方4時になると 山陰に太陽が隠れる。 空気が冷んやりと変わる。 日陰の下 歩いてポストまで手紙を投函しに行った。 夜は 夜露が落ち 窓から冷気が入り込む。 昼間の暑さが信じられない。 当に贅沢な事だ。

    鳶の羽 夜の涼しさ - ururundoの雑記帳
    sakutamatengo
    sakutamatengo 2024/08/05
    記憶の鳶は茶色いイメージでしたが、こんな濃い色もあるんですね。斑模様が有るのも初めて知りました。
  • 山帰来の葉 赤魚のトマト煮込み - ururundoの雑記帳

    山帰来の葉 草刈機で草を刈っていたら 切ってしまったと 山帰来の若い葉のついた蔓を 夫が持ち帰った。 蔓も若い緑色。 口の小さい砂漠色の花瓶に 芒の葉と共に生け それを「二坪小屋」に置き 残りの短い蔓を ガラスの瓶にも挿した。 夫は中々 風情のある人だ。 秋になると 蔓の棘も固くなり 青い実は 深い赤に変わる。 近いうちに 採りに行こうと油断すると その赤い実は 鳥に先取りされる。 ああ 残念だと 近くの木通(アケビ)の蔓を切り取り くるくると巻いて持ち帰る事もしばしばだ。 おかずは冷蔵庫にあるもので 思いつきで作る。 冷凍庫の冷凍赤魚2尾で トマトの煮込みが頭に浮かぶ。 鋳物のフライパンで 切った玉ねぎ ピーマン 茄子を炒め トマト缶のトマトと湯を少し加える。 そこに 焦げ目のついた赤魚2尾を入れ とろりと いい具合になるまで煮込む。 粗挽き胡椒 チリペッパー チキンコンソメ 隠し味の醤

    山帰来の葉 赤魚のトマト煮込み - ururundoの雑記帳
  • すでに 秋の風情 - ururundoの雑記帳

    栗の木 山間に住んでいても 昼間は汗びっしょりになる。 数年前まで 夏の間に一週間ほど扇風機を使えば いつの間にか 秋になっていた。 まだ色のついていない 赤とんぼがスイスイと飛び 小さな黄緑の毬栗(いがぐり)が アスファルト道路の脇に落ち 紅葉の木の下 竹とんぼのような紅葉の種が 沢山落ちている。 そして 辺りを見渡せば 山の木々 「小屋」の周りの木々 通りすがりに見た 栗の木も 弱い風に吹かれて 葉裏を見せて揺れる様は すでに 秋の風情。 穏やかな秋が訪れるのを 願うばかりだ。

    すでに 秋の風情 - ururundoの雑記帳
    sakutamatengo
    sakutamatengo 2024/07/30
    ヒグラシの声を聴くと夏の終わりを感じていたのですが、今年はヒグラシが先行して最近になって昼の蝉の声が聴こえるようになりました。調子が狂ってしまいます。
  • 楽しそうな夏の雲 - ururundoの雑記帳

    は小さな島国だが 昨今の災害の多発には 目を覆いたくなる。 ニュースで心を塞いだ後に「小屋」の外に出ると なんと楽しそうな雲が 西から東へと流れて行った。 いつもズボンのポケットに入れているスマホで 「この時」を閉じ込めた。 やっと 膝の腫れが引いた。 丸太状になった足を見た時は どうなるんだろうと心が折れた。 今 普通に歩ける楽しさと安心感。 少しずつ ウォーキングを始めよう。 熊の出没の噂を聞く。 用心しながら ぼちぼちと。

    楽しそうな夏の雲 - ururundoの雑記帳
  • 地味な花 百日草 - ururundoの雑記帳

    百日草 1ヶ月ほど前だろうか 一掴みの百日草の苗を貰った。 細い苗をほぐすと 何十もあり それらを植えるのに まずは 土に少しは栄養を与えなければと 精を出した。 毎日の 生ゴミを埋めた土は黒々とし 野菜の葉 刈った草などを積んだのが いい腐葉土になった。 腐葉土の中には クリーム色の 丸々と肥えたカブトムシの幼虫が住んでいる。 栄養失調の土に 腐葉土を漉き込み そこに細い苗を植えた。 半月ほど前に 油粕を適度に足した。 細い苗だが それなりに伸び 今日 初めての花が咲いた。 花びらの色は 濃いピンク。 朝の豪雨に 葉っぱが濡れている。 夕方になれば ネットで覆い 朝になれば ネットをはずして 鹿にべられないように 気を配った。 鹿はなぜか花を好む。 「ごめんよ いしん坊の鹿たち」 なんとか 膝の腫れも引いてきた。 左足全体が まるで丸太のようになり どうなるのかと不安になった。 後

    地味な花 百日草 - ururundoの雑記帳
  • きつねの手袋(ジキタリス) - ururundoの雑記帳

    ジキタリス(狐の手袋) 今日も夕方に すごい雨で雷があちらこちらに落ちた。 大粒の雨が 道に飛沫をたてて落ちるかと思えば ピタッと止んだりする。 すると 待っていたかのようにヒグラシが鳴き始める。 シャーンシャーンと聴こえる鳴き声が 寂しく 涼しく山間に響く。 数日前に 大きな花を落としてしまったジキタリス。 写真に撮ったその花は 淡いピンクから 上に行くほどアイボリー色になり 可愛い「きつねの手袋」だ。 飛んできたのであろう種が 芽吹き 数年かかって花をつけた。 「こんな小さな家と狭い地にようこそ」

    きつねの手袋(ジキタリス) - ururundoの雑記帳
  • 完熟トマトとピーマン - ururundoの雑記帳

    午後に 雷雨が通り過ぎた。 「小屋」の東や南に 雷が大きな音をたて落ちた。 雨が止むと すぐに鳥たちが囀り始める。 夕方。 完熟トマトと ピーマンを貰った。 真っ赤に畑で熟したトマトは 実がしっかりとし 熱湯にさっと潜らせ 冷たい水に放し 湯むきトマトにした。 ピーマンは種をとり四つ割り。 網に載せ ガス火で少し焦げ目がつくほどに焼き 醤油と鰹節で和えた。 ガラスの皿に 櫛目に切ったトマト 軽く醤油と鰹節の香りのピーマンを盛る。 新鮮野菜は 出来るだけシンプルな味でべたい。 ましてや 完熟トマトなら塩もかけずに。 映画「ある一生」 NHKラジオ『石丸謙二郎の「山カフェ」』で 紹介されていた。 ローベルト・ゼーターラー著の「ある一生」の 小説映画化。 小説「ある一生」 石丸謙二郎の朗読が素晴らしく このに興味を持った。 awholelife-movie.com

    完熟トマトとピーマン - ururundoの雑記帳
  • 雨後の晴天 - ururundoの雑記帳

    キャンプ場 連休の時には 難民キャンプ場と化す 川沿いのキャンプ場。 今日は 車が数台 久しぶりの強い太陽の光を浴びている。 それは 熱い土かアスファルトの上で じっとしている昆虫のようだ。 空に 白い刷毛で幾重にも描かれた雲が 伸び伸びと広がる。 なんと感動的な雨後の景色だろう。 「小屋」の周りで 少し前から アカショウビンが鳴くようになった。 透き通る声で 儚げになく。 そして 夜の8時過ぎに停電が8分ほど。 10時ごろに2分ほど。 真っ暗闇の「小屋」の中を LEDランプで照らす。 窓の外は 月の光で明るい。 停電がなければ 気が付かない事だった。 左膝を痛めてから 一週間。 腫れも少し引き なんとか普通に歩けるようになった。 整形外科の先生は ロキソニンテープを貼り もうしばらく様子を見ようと言い 私もそれがいいと思った。

    雨後の晴天 - ururundoの雑記帳
  • 鬱陶しい梅雨の日々 - ururundoの雑記帳

    エゴの木の実 雨の合間にエゴの木を見上げたのは 土の上や木の年輪の台の上に 沢山の灰緑色の小さな実が 落ちていたからだ。 アイボリー色の花びら 黄色の蕊の エゴの花が満開だったのは ついこの間。 毎日の雨で 「小屋」の周りの緑は美しさを通り越し どの木も 草も 花の葉っぱも わさわさと好き放題に手を足を伸ばしている。 地面に這うように育っていた タイムの緑の葉は 茶色く廃れて 見る影もない。 酢で消毒をしたと思っていた 木の杓子やヘラは 三日も保たず 又黴で覆われ使う度に洗う。 一週間前に膝を痛め 少しずつ良くなっては来ているが 左足を引きずりながら そろりそろりと歩く身には なんとも陶しい梅雨の日々だ。

    鬱陶しい梅雨の日々 - ururundoの雑記帳
  • ノリウツギの花 - ururundoの雑記帳

    ノリウツギ 毎日続く雨で 緑が益々濃くなっていく。 白い花が咲き始めたノリウツギが 花の少ない今に 山や道脇に 静かに咲き始めた。 ノリウツギは 冬の雪の季節に 焦げ茶色の枯れた花になり 落ちて来たというよりも 「ちゃんと いるべき所にいるんだ」と 厚く積もった雪の上にあったりする。 雨が続くと 木のしゃもじやスプーンなどに 黴が出る。 洗って 拭いて 酢を指で塗った。 (酒でもいいが うちにはない) こんな事をしているうちに 最近の激しく変化した 梅雨が明ける。

    ノリウツギの花 - ururundoの雑記帳
  • 本「刹那の美 ジェームズ・リー・バイヤーズ」坂上しのぶ著 - ururundoの雑記帳

    「刹那の美 ジェイムズ・リー・バイヤーズ」坂上しのぶ著 ジェームズ・リー・バイヤーズ(1932-1997) ミニマルでコンセプチュアルな作風の パフォーミング・アーティスト。 アメリカ デトロイト生まれ。 1958年〜1967年まで日で暮らし その内の殆どが京都だ。 若きバイヤーズは 倉敷 京都で 意欲的 野心的 積極的に 交友を広げ 日文化 禅 和紙などを作品として昇華させ 精力的に作品を作り続けた。 日からアメリカに帰り ヨーロッパでも作品を発表。 そして病魔と戦い 作品を作りながら エジプトで亡くなった。 著者はバイヤーズの足跡をたどりながら 彼に関わった人々に会い 話を聞き それを文にした。 バイヤーズの生き方を認めるか 又は 性格破綻者だと言い切るか。 作品 パフォーマンスを見て どのように感じるか。 このを読んだ人達に 私はそれを聞いてみたい。

    本「刹那の美 ジェームズ・リー・バイヤーズ」坂上しのぶ著 - ururundoの雑記帳
  • 山里の涼しい夜  - ururundoの雑記帳

    「小屋」の北側に堰堤(砂防ダム)がある。 山の上から流れる水は 枯れた事がない。 夏は緑に 冬は雪に埋もれたように見え 橋の上を歩くと 今は冷たい空気と風が 山から降りてきて 当に気持ちがいい。 昼間がどんなに暑くても 夜になると スッと涼しくなる。 夕方4時 「小屋」の中は32度と汗だくで そして 夜は26度で 冷たい空気が気持ちがいい。 蛍が4匹 ふわりふわりと 灯りの跡をつけながら 飛んでいるのも 今の季節だ。 そして 4時半ばにふと目が覚めた時 窓から見える夜明けの空に 淡いピンクの雲が浮かんでいる。 眠い目に映るその雲は 夢の中の一瞬の映像のようだ。

    山里の涼しい夜  - ururundoの雑記帳
    sakutamatengo
    sakutamatengo 2024/07/08
    車が無いと生活に困る山里で、唯一自慢できるのは「夏にクーラーが無くても生活ができる」事でしょうか。7月中旬~お盆までのひと月だけの我慢で済みます。
  • 暑い1日だった - ururundoの雑記帳

    柿の実 汗びっしょりの日だった。 昼ご飯に 小豆島の素麺をべた。 中太の麺で 茹で上がりを冷たい伏流水で洗うと ざるの中で 艶々と美味しそうに光った。 そして 牛肉の切り落としと玉ねぎを 醤油と砂糖と生姜で甘辛く炒め ワカメと胡瓜とトマトを甘酢で和えて その上に指で潰した胡麻を振った。 暑い時の冷たい素麺はご馳走だ。 室温32度の「小屋」で 扇風機がゆるりと回る。 開け放ったドアや窓から そよそよと風が吹き込む。 毎年沢山の実をつける近所の柿に 今年も小さな実がついた。 土に転がるどんぐり程の大きさの 沢山の青い子供の実たち。 この暑さに耐えきれずに 落ちたのか? 気になる事だ。

    暑い1日だった - ururundoの雑記帳
  • 豪雨ときのこ - ururundoの雑記帳

    キノコが二つ 2日 雨が当によく降った。 材が殆どなくなったので仕方なくだが 夫の運転で 買い物に「下」まで車で50分 出かけた。 途中で怖くなるほどの雨で 一人で運転していたら さぞや 不安だったろう。 夜も激しい雨音で パソコンで雨雲レーダーを見続けた。 ニュースで観る 土砂崩れや川の増水が不安を煽った。 朝が来て 雨は降り続いてはいるが表に出た。 木々も草も花も 雨に打たれてぐっしょりと 下を向き 重そうな風情。 木の台に小さなきのこ 台の足に茶色の傘のきのこが 「雨が降ったので 出てきましたよ」と 言ったような 言わないような。 3日は 雨の半ば。 久しぶりの青空 いい日になりそうだ。

    豪雨ときのこ - ururundoの雑記帳
  • 本「黒部源流山小屋暮らし」を図書館から - ururundoの雑記帳

    図書館に予約した 「黒部源流山小屋暮らし」を 受け取った。 イラストレーターでもある やまとけいこ氏の 夏の山小屋での 生活記録である。 繁忙期は六十人もの登山客を受け入れる。 仕事の合間に 魚釣り 昼寝 絵描き。 まだ 手元に届いただけなので これから先の展開が非常に楽しみだ。 二日間 いいお天気が続いた。 「小屋」の外を歩くと 濃密な香りがする。 少し塩辛い 甘い香り。 ジキタリスの花を嗅ぐ ナデシコの花を嗅ぐ それは 小さな植木鉢の薔薇 グリーンアイスの 5個の白い花から漂う香りだった。 湿度の高い 湿った空気に溶け込んだ香りは その近くを歩くたびに 揺れるように香った。 ururundo.hatenablog.com

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  • ソープワートの花 - ururundoの雑記帳

    sorp wort(石鹸草) 淡いピンクの花は 10年ほど前に 知人の庭から一株持ち帰ったソープワートだ。 水の中で葉を揉むと泡が出て 石鹸の代わりに使う事が出来るという 昔の知恵だ。 去年はもう消えたかに見えたのに 今年は1メートル程にも伸び 沢山の花を付けて群れている。 原産は南ヨーロッパ。 今は 島国の山の村の「小屋」の周りに 強い風に吹かれて倒れても 次の日には 又シャンと立ち直り スマホで写真を撮る私に 笑顔を向けている。

    ソープワートの花 - ururundoの雑記帳
  • 本「黒部源流山小屋暮らし」やまとけいこ著 - ururundoの雑記帳

    雨が続くと顔を出すのはきのこ。 今日 私を呼び止めたのは よく見かけるが 名前は知らない。 きのこの傘の下に 小人のノームが座っている。 そんな風に思うのは 子供時代に刷り込まれた きのこが登場する童話 絵のイメージだ。 NHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」を聴いている。 今回は 「やまとけいこ」さんがゲストだった。 山と旅のイラストレーター 兼 北アルプス薬師沢小屋の支配人。 小屋の閉まる冬の間は 下界で絵を描いている人。 そんな経歴の人が書いた「黒部源流山小屋暮らし」 興味を持った。 読んでみよう。 www.yamakei-online.com

    本「黒部源流山小屋暮らし」やまとけいこ著 - ururundoの雑記帳
  • ドクダミの花 - ururundoの雑記帳

    つい先頃まで咲いていた花が消え 今は オフホワイトの花びらのドクダミが 「小屋」の周りに群れている。 2を手折り ガラスの瓶に挿す。 苦い香りが 空気に漂い 指に残る。 窓の向こうは強い雨で 緑が重く垂れて たまに 車のタイヤの音が過ぎ去って行く。 夏至が過ぎ 梅雨の季節が始まった。

    ドクダミの花 - ururundoの雑記帳
    sakutamatengo
    sakutamatengo 2024/06/23
    清楚なドクダミを、竹の一輪挿しに活ければ風情があると思うのですが、あの独特の香りが苦手です。お茶に利用出来るのも、花のある短い間だけなのでせっせと採取しています。
  • 黒すぐりのジャム - ururundoの雑記帳

    黒すぐりの ジャム 葉っぱ 実 先日摘んだ黒すぐりの実を 白の琺瑯のミルクパンで 砂糖と水でコトコトと煮た。 濃い紫のとろりとしたジャムの出来上がり。 白の陶の蓋物に入れると 小さな宝物のような風情を感じる。 蓋物の上には小さな家。 黒すぐりはフランス語でカシス 英語名はブラックカラント(Black Currant)。 イギリスやヨーロッパのジャムでは 珍しくない物だ。 10年ほど前に 小さな苗木を買い 痩せた土に植えた。 成長が遅く 実の付きも悪かったが 今年は初めての豊作だ。 鳥は喜んで啄むかと思えば そうでもない。 山桑のまだ熟さない赤い実も。 今朝のトーストにたっぷりと載せた。 甘酸っぱく 少しハーブの様な香りがした。

    黒すぐりのジャム - ururundoの雑記帳