印象として感じたのは 「落ち着きのなさ」と「違和感」でしょうか。 完成度は高いとは言えないと思います。「ラインを揃えてロゴとしてのまとまりを出す」 「斜め上に向かう直線によって勢いを演出する」とういう考え方はよくわかります。しかし、「文字」としての完成度が低いために、「かっこわるい文字」に見えてしまいます。「ラインを揃えてまとまりを出す」といっても、単に直線上に揃えても、錯視により、揃っているようには見えません。 この場合「フ」の縦線が下に飛び出しているように見えませんか? 「ク」の字が少し下がっているように見えませんか? 通常だと、錯視の補正や筆順を意識させるための細かい調整を行います。目で見てそうとわからないレベルで、線の太さを変えたりする作業です。しかし、このロゴの場合はそのような調整は施されていません。すべての線が同一の太さで構成されている、図形的なロゴです。 全体として言えること