単なるリーダーシップ論の紹介ではなく、リーダシップを発揮するための持論を持つことの重要性、見つけ方などが、具体的な手法とともに書かれています。 もちろんリーダーシップ論の流れも抑えつつ、偉大なリーダーのリーダーシップ論から学ぶ方法も解説しながら、自分自身のリーダーシップの開発方法を、ステップを踏んで説明しています。 ただ読み飛ばすのではなく、じっくりと、ワークにも取り組んで読まなければならない本です。 下記の、リーダーシップを見極める問いは、最も分かりやすく、本質を突いた問いですね。 リーダーシップがそこに存在するかを見極めるための問い クーゼス=ポスナーの基準 「喜んでついてくるフォロワーがいるか」 ハイフェッツの基準 「そのフォロワーは、受動的でなく、能動的・自覚的に、喜んでついていくことを選んでいるか」 ー 78ページ