著者:速水 融出版社:藤原書店装丁:単行本(474ページ)発売日:2006-02-25 ISBN-10:4894345021 ISBN-13:978-4894345027 内容紹介: 関東大震災の5倍近くの死者をもたらしながら、「スペイン風邪」と称され、被害の実態も十分把握されないまま忘却された、90年前の史上最悪の「新型インフルエンザ」について、各種資料を駆使し、その詳細を明かす。 日本を襲ったスペイン風邪×月×日新型コロナ・ウイルスのパンデミックで思い出すのは横浜南郊で酒屋をやっていた祖父が一九一八年(大正七年)の秋にスペイン風邪に感染して死にかけたという我が家の言い伝えである。店番中に人事不省に陥り、数日間、生死の境をさ迷ったという。村全体で多数の死者が出たことは墓の没年を見れば一目瞭然だと古老が語っていたことを覚えている。 というわけで急にスペイン風邪が気になり書庫から故・速水融氏
![『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ―人類とウイルスの第一次世界戦争』(藤原書店) - 著者:速水 融 - 鹿島 茂による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5a9203febbfa80c3adaa33713f1953eb189bbccc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fallreviews.jp%2Fapi%2Fimage%2Fcontain%2F1200x630%2Fhttps%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51F4Z31CGNL.jpg)