2014年は、インターネット動画制作者がメディアで取り上げられて話題になり、民放キー局が番組のインターネット配信を活発化させるなど動画が大いに注目された年であった。 そこで「動画視聴に関するWEB調査」を行い、全国の男女15~79歳を対象にして、どのような動画を、どこで、いつ、どの程度頻繁に見ているのかを分析した。なお、本調査は、普段からパソコン経由で調査会社のパネルに登録している「ネットアクティブ層」についての分析になる。 ◆ インターネット動画視聴は幅広い年代層に浸透。 若年層ほどヘビー視聴 全体傾向として、調査回答者の86.0%が月1回はインターネット動画を視聴していることから、動画視聴行動が幅広い年代層に普及している実態が浮かび上がった。中でも、本論の主人公である若年層では、「ほぼ毎日視聴する」というヘビー視聴者が男性で特に多く、男性10代ではほぼ半数の47.4%、男性20代では3