京都から期限付き移籍で加入した19歳のFW三根和起が第2節・水戸戦の後半途中から今季初出場を果たした。前線で体を張るなど奮闘したがチームは無得点に終わり、自身としても満足のいくプレーは少なかったようだ。 「短いプレー時間でも得点に絡んでいかなければいけない。次のチャンスをもらえるようにしっかり準備したい」と語った。 左利きの大型ストライカーとして周囲の期待を集める逸材は、全体練習の終了後もコーチを相手にして黙々とトレーニングする姿をみることが多い。新天地を求めた今季にかける思いは強い。
![[富山]前節・水戸戦で今季初出場の19歳・三根、「次のチャンスをもらえるように」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f11d91a8a59b1a1c8cca0674724b29360f126c58/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fblogola.jp%2Fwp-content%2Fthemes%2Fblogola%2Fscreen320.png)
「アイツはそうやって、ポッと出た試合で“持っている”んですよ」 日本代表にも選出された高橋秀人は、古巣戦となる椋原健太との対戦を前に、こう述べている。「コツコツとやってきたことを大舞台で出せる選手」と椋原を評し、「良いクロスと、時おり見せるシュートを出させないように、しっかり削ります」という宣言も飛び出した。 「健太くんは1対1にマジで強い」とは、FC東京U-18時代の後輩であるMF三田啓貴の弁。攻守における彼の長所は、チームとしてなんとか防ぎたい。 また高橋は、「ブーイングをお願いします」とサポーターに呼びかけている。 「モニさん(茂庭照幸)の後ろに隠れてやろうと思います(笑)」と椋原が話していたことを告げると、「アイツ、自分の存在を見せるところはしっかり見せて、隠れるところは隠れる。オンとオフがうまいから、サポーターにも愛されたと思うんです。そこを出させないように、ブーイングで!」と強
14日、山形は週末のホーム開幕戦(長崎戦)での今季初勝利に向け、主に守備のトレーニングに取り組んだ。 練習に先立ち、JA全農山形から贈呈されたのは、リボンマグネット募金の583,000円のほか、ホームゲーム全試合の補食として、つや姫のおにぎり1.104個、山形県牛乳432個などの目録。地元農畜産品の強力なバックアップを受けてホームゲームを戦うことなる。 JA全農山形・長澤豊運営委員会会長の「フィロソフィーとパッション、県民挙げてのベクトルがなければ一流のブランドにならない」とのあいさつを受け、お礼のあいさつに立った奥野僚右監督は、「フィロソフィーとパッションをもってモンテディオ山形、また山形のブランド力を高めるために邁進してまいります」と今シーズンの活躍を誓った。
開幕2連勝と絶好のスタートを切った福岡。週末には昇格候補の京都を迎える。その第3節・京都戦を前にした定例のプシュニク監督の囲み取材が14日の練習後に行われた。 その囲み取材の中で京都についての印象を聞かれたプシュニク監督は「申し訳ないですが記者のみなさんのための分析はしていません。ただ、選手たちには話しているのでよかったら選手に聞いてみてください。運が良ければ私が話したことを覚えているかもしれません。まぁ、彼らが覚えているかどうか私は疑っていますけどね」とコメント。 核心を明かさない中でもジョークを交えながら話を締め、記者との雰囲気を壊さないあたりはプシュニク監督らしいところ。この日は囲み取材中に記者陣にウィスキーを振る舞おうとするなど終始、明るい様子だった。
3月17日のホーム開幕戦・水戸戦は、今季水戸から完全移籍で加わった岡本達也にとっては「(特別な思いは)当然あります」という大事な一戦。 2節までは控えスタートで、ここまでは開幕・熊本戦の後半に短時間プレーしただけと、本人にとっては不完全燃焼の状況が続いているが、「もどかしさもありますけど、これも乗り越えたら成長できると思う。もちろん試合に出たいけど、チームが良い状態なら、わがままは言っていられない。控えや、短い出場時間の中でも、チームのためにやれることを最大限にやろうと考えている」と、あくまで前向きに語る。 岡本の新しい“ホーム”となった、とりぎんバードスタジアムは水戸時代の昨季や、磐田ユース時代にもゴールを決めるなど、もともと相性の良いスタジアム。 「(試合に出たら)迷わずシュートを打ちまくります」と、古巣相手の大暴れを誓った。
「絶対に強い」。 誰もがそう覚悟して臨んだ第2節・神戸戦だったが、結果は0-4と大敗。岐阜にとって神戸との記念すべき初対戦は、ホロ苦いものとなってしまった。 しかし、「開幕戦よりは試合の入り方がよかった」と杉山新。まったくボールを奪えず守備に追われた第1節・横浜FC戦に比べ、神戸戦ではディフェンスラインからしっかりボールをつなごうとしていた。 「昨季は勝ち点を積み重ねることが先決だったが、今季は攻撃への意欲が明らかに強い」(クラブ関係者)。 神戸戦ではそのつなぎの際にミスが多くカウンターの餌食となってしまったが、その改善を施そうと、チームは13日に長時間に及ぶミーティングを実施。そこでチームの方向性を確認した。 神戸戦を外から試合を見ていた服部も、「なんでもトライしないことには何も変わらない。それに、そのほうが楽しいでしょ」とチームを代弁する。神戸戦の大敗が、岐阜の結束を強めた。
負傷中の服部年宏は、14日も依然として別メニューを続けているが、その内容は、わずかながら復帰に近づいている。 先々週はピッチに姿を見せず治療に時間を割いていたものの、先週にはピッチに出てランニングを開始。今週にもなると、ランニングのみならずボールも少しずつ蹴り始めている。 それだけに本人の表情も至って明るく、「順調だよ」と軽快に話した。主将の復帰もさほど遠くはなさそうだ。
田坂監督は、今節対戦する浦和のペトロヴィッチ監督が広島にいた頃から、その試合をよく観ていたという。 彼の一貫した攻撃志向が現代サッカーに合っていると考え、攻守の切り替えや、全員でのボールの動かし方、幅を広く使った攻撃と中央からの崩し方などを勉強したそうで、大分がJ2にいた間も、浦和の試合は欠かさずチェックしていた。大分のシステムを変更する際にも、ペトロヴィッチの方法を参考にしたらしい。 「でも、そこはちゃんと仁義を通して、ミシャにも『見させてもらってます』という話はしている。勝手に盗み取っているわけではないことは彼もわかってくれていると思う」と笑い、今節の対戦を個人的にも楽しみにしている様子を見せた。 J1での2試合を終え、押し込まれることの多い展開が続いたが、その中でも粘り強くビルドアップする姿勢を追求する田坂・大分。ペトロヴィッチの美学の前で、その信念を貫くことができるか。
これまでコンディション不良により別メニューで調整を行っていた、新外国人選手のホドリゴ・カベッサが14日よりチーム練習に合流している。 まだ有酸素系のフィジカルトレーニングが中心で、戦術トレーニングなどボールを使ってのトレーニングはまだまだこれからのようだが、寒さのなか黙々と身体を動かしていた。 ちなみに、“カベッサ”は愛称で、スペイン語で『頭』の意味。その名の通りヘディングの強さに自信を持つストライカーだ。ブラジルのユース大会での活躍で名を上げ、2010年にはポルトガルの名門、ベンフィカのユースチームでプレーするなど、まだ21歳ながらも海外経験を持つ大型フォワードだけに、“秘密兵器”が秘密のままでシーズンを終えることが無いような大活躍を期待したい。
「ああいう所を、決めないとですね」。 内藤洋平は、第2節・岡山戦、FWキム・ドンフィとの連携から、ペナルティエリアに侵入。GKと1対1になり、思い切りシュートを放ったが、相手GK中林洋次に阻まれ、惜しくもゴールを奪えなかったシーンを、悔しそうに振り返ってくれた。 「以前に比べて、みんな声が出ているし、濃い連携を求め合っている。一歩一歩だが、前に進んでいますよ」と、攻撃陣では唯一2試合連続先発の内藤。 「アウェイまで応援に駆けつけてくれるサポーター、北九州で応援してくれているサポーター。その人達の為にも、先ずは結果で期待に答えたい」。中盤で異彩を放つ18番の攻撃センスに、得点力アップを期待したい。
第3節のFC東京戦へ向け、14日の練習は紅白戦がメインとなった。 練習後は日本人選手のみによるミーティングも行われ、守備でのポジショニングやボールの動かし方に関する意見交換もなされた。輪の中心には茂庭照幸や新井場徹がいたが、柿谷曜一朗や扇原貴宏らもチームを引っ張る意識は高い。ミーティングが終わると、扇原がレヴィー・クルピ監督と話す姿も見られた。 そして、柿谷には3戦連発の期待もかかる。「彼だけというわけではないが、彼には得点が求められる」とクルピ監督も話す。その柿谷の前に、今節立ちはだかるのはFC東京・米本拓司か。 12日の練習後に米本との対戦について訊ねると、「あいつの運動量はえぐい(笑)。味方にしたら頼もしいけど、敵にしたら嫌。そこ足伸びてくるんやという所も伸びてくるし、そこ戻ってくるんやというところにも戻ってくる。(米本は)動いた方が調子が上がると思うから、(自分は)止まってじっとし
[J1第3節 プレビュー] ■横浜FM vs 磐田 首位・横浜FM、サックスブルーに真価を問う ■鳥栖 vs 川崎F 結果が必要な両者の、勝ち点3争奪戦 ■広島 vs 鹿島 絶好調の『9』番が手負いの王者を襲う ■湘南 vs 清水 日々是成長。湘南スタイルを貫き、勝利をつかむ ■大宮 vs 新潟 得点への渇望が、飢えた虎を突き動かす ■仙台 vs 柏 仙台は[4-3-3]で柏の守備網を破る ■大分 vs 浦和 特別な相手との一戦。問われる田坂トリニータの信念 ■甲府 vs 名古屋 小兵軍団・甲府、名古屋相手にしかける地上戦 ■C大阪 vs FC東京 攻撃を標榜してきた両者が、いま追求するリアリズム [AFCチャンピオンズリーグ] ACL第2節。浦和と柏がホームで白星を獲得 ■浦和 vs ムアントン 快勝を呼び込んだ素早いプレッシング ■北京 vs 広島 痛恨の敗北を「無駄にしてはいけない」
14日の紅白戦は、2日後に対戦を控えた名古屋を意識した内容になった。控え選手を中心とする赤組のFWに入ったのは林堂眞。ヘディングの強さを持ち味とするDFで、だれが見ても仮想闘莉王。城福監督からも守備陣に、「トゥーリオを見て!」と声が飛んでいたほどだ。駒澤大時代に負けている試合展開でFWに入ったことはあるという林堂だが、なかなか本家のような存在感は出せなかった。「DFが嫌だと思う場所」へ入ろうとしたが、強風の影響もあってクロスが合わず、ボールが入っても主力組のCB陣が立ちはだかる。FWとしての自分のプレーについては「まったくできなかった」と不満顔だった。しかし、闘莉王を演じてその気になったのか、練習後には「タナカです」と呟いていた。(甲府担当記者・大島 和人)
J1ヴァンフォーレ甲府は14日、2日後の第3節で対戦する名古屋グランパスを意識して紅白戦を行った。 控え選手を中心とする赤組のFWに入ったのは林堂眞。ヘディングの強さを持ち味とするDFで、彼が仮想「田中マルクス闘莉王」であることは一目瞭然。城福監督からも守備陣に対して、「トゥーリオを見て!」と声が飛んでいたほどである。 駒澤大時代に負けている試合展開でFWに入ったことはあるという林堂だが、なかなか本家のような存在感は出せなかった。「DFが嫌だと思う場所」へ入ろうとしたという彼だが、強風の影響などもあってクロスが合わず、ボールが入っても主力組のセンターバック陣が立ちはだかる。FWとしての自分のプレーについては「全くできなかった」と不満顔だった。 しかし闘莉王を演じてその気になったのか、練習後には「タナカです」と呟きながら、練習から引き上げる林堂の姿があった。 取材協力:サッカー専門新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く