第3節・福岡戦は敵地で先制される苦しい展開だったが、終了間際に逆転弾が決まって今季初勝利をあげた。 チームを救うゴールを決めたのは今季新加入のFW三平和司。1-1の状況で87分に投入されると、ロスタイムに突入した91分、左サイドの工藤浩平からのクロスをヘッドでゴール右隅へと流し込んだ。 開幕戦はスタメンに名を連ねて活躍した三平だが、第2節は戦術上の理由もありリザーブへ。福岡戦のメンバー選考の判断材料の一つとなった11日の関西ス手ップアップリーグ・神戸戦では持ち味を出せず、この日もベンチスタートだった。 そんな状況で決めた「自分の一番得意な形」のゴールはチームに勝利をもたらすと同時に、三平自身にとっても15試合ぶり(昨年のプレーオフ2試合を含む)の、そして京都での初ゴールとなった。ライバルたちも調子は悪くなく、前線のポジション争いはますます激さを増すことになる。