インターネット掲示板に開成中(東京都荒川区)で生徒らを無差別に殺傷すると書き込み、学校業務を妨害したとして、警視庁捜査1課と荒川署は24日、威力業務妨害の疑いで、長野県松本市の高校生(16)を書類送検した。「警察が動くなど、反応があるのが楽しそうに思えた。学校に恨みはなく、有名だったから書き込んだ」と供述している。 少年は携帯ゲーム機を使い、他人の無線LAN(構内情報通信網)経由でネットにアクセスしていた。捜査1課によると、他人のLANを経由して、携帯ゲーム機から出された脅迫文の差出人を特定するのは困難で、摘発は全国初という。 調べでは、少年は2月18日、松本市の路上からゲーム機を使って近くの民家のLANに無断で接続、掲示板に「明日、東京の開成中学校に討ち入りに行く。午前9時半に生徒や教師を無差別に刺殺する」と書き込んで、学校側に警戒を強化させるなど、業務を妨害した疑い。 同じ日に、松本市