親父がよく「人は生まれてもひとり、死ぬ時もひとりだ」とよく言ってたんだけど、二日前に色々考えてもうちょいその辺りの理解が深まって吐き気がした。 基本的に他人の考えてることというのは自分は理解できない。でも人間というのは寂しがりやだから、言葉があり、さらには絵画や音楽や身体を使って何か伝えようとする。逆のケースもある。 で、「ああ、解った」ということになったとしても本当にそれを理解しているかどうか、という保証というか担保は全く無い。その人ともう1人とのその時の関係性というのは再現が不可能だからだ。それを再現するとなると、この世の全てを再現可能なコンピューターを宇宙の誕生から忠実にトレースして、その二人が生まれてから忠実にその人生の足跡を辿り、その二人が出会ってそのやり取りをするところまで忠実に再現しないといけないわけだ。そんなことは自分を含め、今この文章を見ている方々が生きているうちに実現で