米国家情報長官は13日、トランプ政権で複数の大統領側近が身辺調査を基にした機密取扱権限を与えられていないことに懸念を表明した。上院情報委員会で証言し、正式な権限を与えられていない職員には、機密情報への閲覧を制限すべきだと述べた。 ダン・コーツ国家情報長官は、機密取扱権限の審査手続きは「壊れている」ため、改革が必要だと述べた。上院情報委公聴会はこの日、米国が直面する様々な脅威について質問するため、各情報機関の責任者を集めていた。 2人の元妻に対する暴力疑惑で辞任したホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官のほか、ドナルド・トランプ大統領の娘婿で側近のジャレッド・クシュナー補佐官も、連邦捜査局(FBI)の身元調査に基づく正式な機密取扱権限を与えられないまま職務にあたっているという報道について、コーツ長官は答えた。
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