厚生労働省が9月28日発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、38週(9月14日~20日)のインフルエンザ報告数は全国で「4」と前年同時期の総数「5,716」に比べて極端に少なくなっています。 感染症対策などの効果が考えられ、今回だけでなく、36週(8月31日~9月6日)と37週(9月7日~13日)もこのように極端に少ない状況となっています。 ただ、油断はできません。例年、インフルエンザの流行シーズンはこれからです。 10月までは全国的に平均気温は平年並みか高いですが、11月は寒気が入りやすく、平年並みに。12月は冬型の気圧配置が強まりやすく、関東から西の平均気温は平年並みか低くなる予想です。晩秋から急に寒い日が多くなり、太平洋側では空気も乾燥しやすくなるでしょう。風邪やインフルエンザの流行しやすい気象状況となっていきそうです。引き続き、対策をしっかりとしておくと良いでしょう。