ブックマーク / okumuralab.org/~okumura (2)

  • 効果量,Cohen's d,検出力,検出限界

    効果量,Cohen's d,検出力,検出限界 未定原稿です。 効果量(effect size) ある薬の効果を調べたら $p < 0.05$ で有意だった。有意差でた! よかった♡ でも,これでは,$p = 0.049$ なのか $p = 0.0000001$ なのかわからない。どうせ $p$ 値を書くのなら,$p < 0.05$ のような不等式ではなく,具体的に $p = 0.023$ などと書くほうがよい(例えば Publication Manual of the American Psychological Association 参照)。 さらに言えば,そもそも,$p$ 値は効果の大きさを表す量ではない。具体的に,例えば「高血圧症の人の収縮期血圧が平均 5mmHg だけ下がった。95% 信頼区間は [1, 9] だった」と書くほうがよい([1, 9] は $1 \leq x \le

    samu_i
    samu_i 2022/12/08
    “標準偏差の何倍”
  • 信頼区間って何?

    「95%信頼区間とは,真の値が入る確率が95%の区間のことです」というような説明をすることがあります。私も,一般のかたに説明するときは,ついそのように言ってしまうことがあります。でも当は真っ赤なウソです。主観確率を扱うベイズ統計学はここでは考えません。 正規分布では,ウソの考え方をしても結論が同じになることがあるので,ここではわざと,左右非対称なポアソン分布を考えます。 ポアソン分布とは,1日に起こる地震の数,1時間に窓口を訪れるお客の数,1分間に測定器に当たる放射線の数などを表す分布です。平均 $\lambda$ のポアソン分布の確率分布は次の式で表されます: \[ p_k = \frac{\lambda^k e^{-\lambda}}{k!} \] $\lambda = 10$ のポアソン分布の確率分布をグラフにすると次のようになります(当は右に無限に延びるのですが,$k = 30

    samu_i
    samu_i 2022/04/26
    “観測値(測定値)とその誤差を” 誤差論ではそうだけど、棄却しない母数のことなのでは
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