■Gol Maal (監督:リシケシュ・ムカジー 1979年インド映画) 面接で嘘をついて就職した男が、次第にバレてきた嘘にさらに嘘を塗り重ねてしまい、にっちもさっちもいかなくなる!?というコメディ作品です。 主人公ランプラサド(アモール・パルカー)は気難しい社長(ウッパル・ダット)に気に入られるために面接で誠実でお堅い男を演じましたが、ある日その社長にだらしない格好でスポーツ観戦する姿を見られてしまいます。問い詰められたランプラサドは「あれは双子の弟です!」と咄嗟に嘘をついてしまいます。しかし社長はその弟を娘ウルミラ(ビンデャ・ゴスワミ)の音楽教師に雇いたいと言い出し、ランプラサドは苦肉の案で付け髭の変装をして社長の娘と会い、今度はその娘と恋に落ちてしまう、といった内容です。 監督は「インドで最も愛された映画監督の一人」と言われるリシケシュ・ムカジー。この作品はその年最大のヒットを飛ばし