PB事業を路線変更したかたちで今期始めるのが、出店ブランドと協業して多様なサイズの商品をゾゾタウン上で販売するMSP(マルチサイズプラットフォーム)事業だ。顧客に自身の身長と体重を入力してもらい、その情報を基に20~50サイズの中から最適なサイズの商品を届けるサービスで、今年の秋冬シーズンに約100のアイテムの販売を予定している。 第1弾として今8月2~5日の4日間、「アース ミュージック&エコロジー」のニットやワンピースなど15アイテムの予約販売を行った。 この事業はどこまで協業ブランドを増やせるかがカギを握るが、現時点で公表されているのは、アースのほかジャーナルスタンダード、アーバンリサーチなど10数ブランドに限られている。 ZOZOの今期計画でもMSP事業の取扱高目標は10億円(ゾゾタウン事業は約3500億円)と、かなり控えめだ。ゾゾタウンに出店する大手アパレルの幹部は、「数十サイズ