昨年から話題に上がる「Second Life」は、ウェブというプラットフォームを基盤としない新たなサービス。それは一体、どういうものか。そして、それが日本のデジタル産業の今後にどういう影響を及ぼすのか。 米国のリンデン・ラボが運営するインターネットサービス「Second Life」が話題だ。日本でも昨年夏ごろから話題になり始め、年末までにさまざまなメディアがこのサービスを取り上げている。インターネットが社会の基盤として定着し、新たな段階を迎えようとしている現代に、ウェブという確立されたプラットフォームとは異なる手法を用いた、新しいサービスが出現した意味は大きい。同時に、これは日本のデジタル産業の今後にも重要な影響を及ぼすことを示唆している。 「ポスト・ウェブ」を占う Second Lifeには2つの側面がある。一つはインターネット上のアプリやサービスを可視化するワールド、もう一つは従来のウ
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