将棋のプロ棋士とコンピュータープログラムの対局が30日、東京・千駄ケ谷の将棋会館であり、プロが黒星を喫した。現役プロがコンピューターに敗れるのは初めて。 対戦したのは、佐藤慎一四段(30)と、東京都の会社員、山本一成さんが開発したプログラム「ポナンザ」。序盤から定跡を外れた進行になり、大熱戦となったが、最後はポナンザが正確に攻めきり、佐藤四段を投了に追い込んだ。 プロ5人と五つのプログラムが対戦する団体戦「第2回電王戦」の第2局。第1局ではプロが勝っており、通算1勝1敗となった。残りの3局は4月6、13、20日に行われる。 関連記事プロ棋士、コンピューターに勝つ 将棋電王戦第1局(3/23)プロ棋士5人、コンピューターと対決 将棋電王戦が開幕(3/23)将棋ソフトと対戦、勝者2人に賞金100万円(3/2)A級棋士、将棋プログラムと対戦 来春「電王戦」(12/15)大沢さん、11年ぶり優