「私は差別主義者でなく愛国者で善良」ヘイトがまいた差別の種、ネットからリアルに拡散 2019年12月18日 19:00 「韓国の強姦(ごうかん)と売春の文化は世界中で既に有名ですね」。今年8月、奈良県安堵町の男性町議(61)が、複数の差別的な文言をSNSに書き込んだ。町議会は11月、「公人としての自覚がない」として辞職勧告決議を可決した。 町議によると、3年ほど前にSNSを始め、「生活保護受給者のうち在日コリアンが40万人超」などという情報に触れた。それは事実無根なのに、町議は「日本の危機」との意識を強めていった。「私は差別主義者ではなく愛国者で、善良な人柄だと思う」。ヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返す団体と接点はなく、2009年に京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)で起きた襲撃事件は、存在自体を知らなかった。 ◇ 「日本からたたき出せ」「スパイの子ども」「端の方を歩いていたらいい」-。襲
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