スイスの冬のリゾート地、アローザからオーストリアへの移動は鉄道が便利だ。いったんクールまで戻り、ブックスという国境の町でチューリッヒから来る列車に乗り換え、約3時間でインスブルックに到着する。地図で見ると大した距離に見えないが、結構な時間を要し、途中アルプスの山々を望みながらチロルの谷間を進む車窓からの景観は見事だ。
東京庭園美術館(港区白金台5、TEL 03-3443-0201)は1月26日から、「建築の記憶-写真と建築の近現代-」を開催する。 同展は、近現代の日本の建築を同時代の写真家がどのようにとらえたかをたどりながら、記録として撮影された明治期の建築写真から、建築の魅力を独自の表現で切り取った現代の写真を展示。撮影された写真を通して、建築史と写真史の変遷と接点を概観する。 竣工写真だけでなく、構想段階である建築の模型を撮影した写真なども展示し、建築家の構想から現実化へのプロセスも紹介。写真を通してそれぞれの時代の建築に対する人々のイメージを検証する。展示数は約400点で、会場は7章で構成する。 「建築物の写真以外におすすめしたいのは、建築模型の写真。CGのない時代に、写真の特性を生かして、いかにリアルな建築のある風景を作り出すかが写真家の腕の見せ所であり、建築家にとって重要な役割を果たしているこ
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