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sangotaroのブックマーク (897)

  • LLMで自動運転車を動かしてみた話|aoshun7

    こんにちは、自動運転EVをつくるTuring(チューリング)株式会社で共同創業者CTOをやっている青木俊介です。 先日Turingは噂のLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)で自動運転車を動かすプロジェクトを完遂させました。 上の動画にもあるように、今回開発したデモではユーザ(乗客)が音声で指示を出すと、LLMが裏で動き、自動運転車がユーザの指示に従って動いてくれます。LLMで実際の自動車が動いたのは世界初な気がします。 もちろんこのシステムで公道を走るわけではないのですが、我々Turingの開発思想的には非常に重要なデモでした。 この記事では「なぜTuringがLLMで自動運転車を動かしたのか」「実際どんな風にLLMで自動運転車が動いているのか」「Turingの開発体制の今後」について書いていこうと思います。 1. LLMと自動運転とTuring「LLMで自

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    sangotaro
    sangotaro 2023/07/01
  • 大規模言語モデルを使って自動車走行時の状況説明をさせてみる? -社内LLMハッカソン記-

    Turing株式会社の自動運転MLチームでエンジニアをしている岩政です。 Turingの自動運転MLチームでは、完全自動運転の開発に向けて、走行データから自動走行が可能な深層学習モデルの作成およびデータ基盤の整備、視覚情報以外にも言語を活用したマルチモーダルな基盤モデルの作成に取り組んでいます。 記事では、視覚情報を認識するモデルと大規模言語モデルを組み合わせて、「自動車走行時の特に危険な状況を説明することができないか?」という観点から、社内ハッカソンで取り組んだことを紹介します。 社内LLMハッカソン 事の発端は、4月のある1日に急遽開催された大規模言語モデル(以下LLM)を活用した社内ハッカソンでした。高度な自動運転の実現において、一般的な社会常識のもと複雑な状況を理解して適切に行動するための「知能」は必要不可欠です。現在、Turingでは、LLMはその知能として高いポテンシャルがあ

    大規模言語モデルを使って自動車走行時の状況説明をさせてみる? -社内LLMハッカソン記-
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    sangotaro 2023/06/30
  • 大規模言語モデル(LLM)の作り方 Megatron-DeepSpeed編 Part1

    はじめに Turing 株式会社のリサーチチームでインターンをしている東京工業大学 B4 横田研究室の藤井(@okoge_kaz)です。 大規模言語モデル(Large Language Model: LLM)への注目がGPT-4のリリース以降高まっていますが、LLMを作るための知見は十分に共有されているとは言い難いと個人的に感じています。 Turingでは、Vision and Language, Video and Languageなどのマルチモーダルなモデルの研究開発を行っている一環として、Megatron-DeepSpeed, GPT-NeoXなどを用いて数十Bのモデルの学習を行う知見を蓄積しています。今回はLLMの事前学習を行う際に候補となるMegatron-DeepSpeedを用いてGPT-2-7B(6.6B)の学習をどのように行うのかについて解説します。 分散並列学習がどのよう

    大規模言語モデル(LLM)の作り方 Megatron-DeepSpeed編 Part1
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    sangotaro 2023/06/29
  • Android OS向けGPSドライバ開発:要求仕様の解説と実装ガイド

    こんにちは。Turing株式会社でインターンをしている、東京大学学部4年の三輪です。 TuringUXチームでは、Android OSを採用して独自の車載UI開発を進めています。Android OSはセンターディスプレイにあたる部分で主に利用される予定で、エアコン、ドア、ライトなどの操作をディスプレイ上で行えるようにするほか、ナビアプリや音声アシスタントなどの実装をAndroidプラットフォーム上で進めていく予定です。 自動車に搭載するOSを開発していくうえで、さまざまなハードウェアをOS上で扱えることは必須の要件になります。しかし、Android OSでのハードウェアの取り扱いはベースであるLinuxとは異なる独自の部分が多く、慣れが必要です。 この記事では、GPSデバイスのドライバを実装し、AndroidのネイティブフレームワークからHALを介してGPSデバイスを透過的に扱えるように

    Android OS向けGPSドライバ開発:要求仕様の解説と実装ガイド
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    sangotaro 2023/06/26
  • 大規模モデルを支える分散並列学習のしくみ Part1

    はじめに Turing 株式会社のリサーチチームでインターンをしている東京工業大学 B4 横田研究室の藤井(@okoge_kaz)です。 自然言語処理分野における大規模深層学習の重要性は日に日に高まっていますが、GPT-3, GPT-4 などのモデルの学習には膨大な計算コストがかかり、容易に学習できなくなっています。実際、モデルサイズが近年急速に大きくなっていることにより、学習に必要な計算量(FLOPs)は以下のように年々膨大になっています。近年の大規模モデルでは、NVIDIA H100 80GB であっても 1 つの GPU では、モデルをのせることすらできません。 Compute Trends Across Three Eras of Machine Learning より またScaling Laws によると、大規模なモデルは小さいモデルと比較してより優れた性能を発揮するため、自動

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    sangotaro 2023/06/20
  • 創業2年目のスタートアップが自社工場を立ち上げた話

    はじめに はじめまして。Turing株式会社で事業開発を担当している山崎です。 Turingは完全自動運転EVの実現を目指すスタートアップです。自動運転に必要な頭脳・ソフトウェアだけではなく、それと相互に連携する車体・ハードウェアの開発にも自ら取り組んでいます。 そんな当社ではこの度初の自社工場を整備し、今年6月12日に晴れて操業開始しました。2021年の創設から社歴2年にも満たないスタートアップ企業が、なんのために大規模な投資を伴う自社工場の整備に踏み切り、完全な手探り状態からどのように拠点整備を進めたのか。世間的にも結構珍しいケースではないかと思いますので、その過程の一部をご紹介します。 いつものTuringテックブログとは少し趣が異なりますが、社内の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。 なぜ今のタイミングで工場を立ち上げたのか 今回整備した工場は、Turingの事業戦略の中で研究開発拠

    創業2年目のスタートアップが自社工場を立ち上げた話
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    sangotaro 2023/06/16
  • GPT-3.5-turboの新機能を使ってCVPRの論文を良い感じに検索・推薦・要約するシステム

    はじめに 5月からTuringに中途入社した棚橋です。リクルートで広告配信システムの開発や量子アニーリングに関する研究開発に関わっていました。現在、Turingのリサーチチームで完全自動運転システムの研究開発に取り組んでいます。 3行でまとめ 今月開催されるCVPR2023では約2400もの論文が発表されるため、見るべき論文を事前に検索しておきたい。 社内で行われた大規模言語モデル(LLM)ハッカソンをきっかけに、LLMのEmbeddingを用いて論文の「検索・推薦・要約」システムを作成し公開した。 検索クエリに文章を使った曖昧な検索が行えたり、類似論文の推薦ができる。6/13にアップデートされたGPT3.5の新機能であるファンクション機能を使うことで、複数観点に分けて研究内容の要約を出力させた。 ↓ 今回作成した、LLMを使ったCVPR論文検索システム 事の発端 Turingは、ハンド

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    sangotaro 2023/06/14
  • 自動車のスマホ化 - Android Automotive OS完全入門!

    はじめに Turing株式会社のUX Engineeringチームでエンジニアをしています佐々木です。Turingは「We Overtake Tesla」をミッションに完全自動運転EVの開発をしています。UX Engineeringチームは、車載インフォテインメント (IVI : In-Vehicle Infotainment) システムの開発を担当しており、Android Open Source Project (AOSP) をベースに車載OSを開発しています。 記事では、AOSPの枠組みに含まれるAndroid Automotive OS (AAOS)を概説し、また、実機でAAOSを体験するためにRaspberryPi 4BでAAOS13.0を実行する方法を紹介します。 Android Automotive OSの概要 Android Automotive OS (AAOS) は自動

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    sangotaro 2023/06/13
  • Pythonコードを35000倍に高速化したい

    はじめに Pythonは世界的にも人気のあるプログラミング言語ですが、実行速度については課題があります。Pythonの実行速度を高速化したい、という要求は根強く、これまでにも様々な処理系が開発されています。 この記事はPythonで書かれたコードを35000倍に高速化するにはどのような方法があるかについてまとめたものです。 この記事は: Pythonで書かれたアルゴリズムを35000倍に高速化する 事前コンパイル、並列化、SIMD演算を駆使する 最終的に44000倍まで高速化できた なぜ35000倍? 2023年5月2日にModular社よりPythonの使いやすさとC言語の性能を兼ね備える新しいプログラミング言語、Mojoの開発について発表がありました。低レベルのハードウェア向けにコンパイル可能なこと、文法的にはPythonを踏襲しており、既存のPythonライブラリを利用可能であること

    Pythonコードを35000倍に高速化したい
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    sangotaro 2023/05/08
  • あなたのPythonを100倍高速にする技術 / Codon入門

    はじめに Pythonは世界的にも人気のあるプログラミング言語ですが、実行速度については課題があります。Pythonの実行速度を高速化したい、という要求は根強く、これまでにも様々なツールや処理系が開発されています。 この記事ではMITの研究者らが開発したPythonを高速化するツール「Codon」について紹介します。 この記事を3行でまとめると: 高性能で簡単に扱えるPythonコンパイラ「Codon」 Pythonとの互換性がありながら、CやC++に匹敵する高速化を実現 実際にPythonコードが100倍速くなることを検証 Codonとは Codonは高性能なPythonコンパイラです。実行時のオーバーヘッドなしにPythonコードをネイティブなマシンコードにコンパイルし、シングルスレッドで10-100倍以上の高速化が実現できます。Codonの開発はGithub上で行われており、2021

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    sangotaro 2023/03/23
  • 基盤モデルを使ったTuringの完全自動運転戦略

    基盤モデルが自動運転車を操ってる筆者のイメージ created by DALL-E Turing機械学習チームでエンジニアをしている井ノ上です。(Twitter: いのいち) Turingは2030年までにあらゆる場所で自動走行が可能で、ハンドルが必要ない完全自動運転システム(Level 5自動運転)の開発を目指して様々な技術の調査や検証を行っています。このテックブログではTuringがどのようにしてLevel 5完全自動運転にアプローチしていくのか、近年の基盤モデルやGoogleのロボティクス研究から考えていきたいと思います。 TuringのLevel 5への仮説 Level 5の自動運転をどのようにして作るのか。これは多くの人が気になるところだと思います。TuringではLevel 5自動運転の実現の鍵は「知能」にあると考えています。従来の自動運転の開発によって、LiDARやレーダー

    基盤モデルを使ったTuringの完全自動運転戦略
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    sangotaro 2023/03/17
    基盤モデルつくるぞ!
  • 実践!大規模言語モデル / 1000億パラメータ越えモデルを動かすには?

    こんにちは。Turing株式会社の機械学習チームでインターンをしている九州大学修士1年の岩政(@colum2131)です。 Turingは完全自動運転EVの開発をするスタートアップです。 自動運転技術において、カメラやセンサ情報は正確な制御をする上で不可欠な要素である一方、自然言語やマルチモーダルな処理が必要となる状況もしばしば存在します。特に完全自動運転車においては、音声認識によってドライバーの音声命令を認識し、リアルタイムで適切な制御を行うことや、複雑な交通状況の背景にあるコンテクストを理解させるといった要求が出てきます。そのために、「基盤モデル」と呼ばれるような、自然言語処理を含む大規模モデルの学習が必要になってくると、私たちは考えています。 そこで記事では、言語モデルの発展の流れとTuringが目指す基盤モデルの開発について紹介します! 1. 言語モデルとは? 近年の言語処理モデ

    実践!大規模言語モデル / 1000億パラメータ越えモデルを動かすには?
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    sangotaro 2023/03/03
  • テスラに迫る!? 中国の自動運転をリードするBaidu/ApolloのAI戦略

    こんにちは。Turing機械学習チームでエンジニアをしている塩塚です。 Turingは「We Overtake Tesla」を合言葉に、完全自動運転EVの開発・販売を目指しているスタートアップです。TuringではAIの強力さとそのさらなる成長を信じ、AIベースの自動運転システムを開発しています。 AIベースで自動運転を開発している会社はいくつかありますが、例えば米国の電気自動車メーカーTeslaはその代表的な会社の一つです。Teslaはカメラを主たるセンサーとして採用し、AIによって走行経路などを決定しています。詳しい内容は、Tesla AI Day 2021というイベントの内容を弊社のエンジニアがまとめているのでぜひ見てみてください。 一方、私たちはTeslaだけでなく、Apolloという中国企業にも大きく注目しています。 Apolloは、中国の巨大IT企業Baidu傘下の会社で、自

    テスラに迫る!? 中国の自動運転をリードするBaidu/ApolloのAI戦略
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    sangotaro 2023/02/22
  • Turingがどのように試作車を作っているか

    Turingで車両開発のエンジニアをしているhidetatzです。ソフトウェア業界のプログラマからTuringでの自動車開発に飛び込みました。 Turingは「We Overtake Tesla」をミッションとし、完全自動運転EVを販売する完成車メーカーになることを目指している会社です。 Turingでは2023年1月20日に、1台目の車「THE FIRST TURING CAR」を販売開始しました! (こちらは既に成約いただいてます。) 「THE FIRST TURING CAR」は、トヨタのレクサスRX450hをベース車両としています。ベース車両というのはどういうことかというと、市販車として売られているレクサスをまずディーラーから買ってきて、それにTuringの自動運転ソフトウェアを組み込んで作られています。つまり、自動運転部分以外は普通のレクサスなわけです。 前述したように、Turi

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    sangotaro 2023/02/15
  • 詳解V4L2 (video for linux 2)

    この記事は「自動運転システムをエッジデバイスに組み込むための技術」を3回に分けて紹介するTURINGのテックブログ連載の第3回の記事「詳解V4L2 (video for linux2)」です。 第1回の「C++OpenCV完全入門!」、第2回の「OpenCVをNPPにした結果→10倍高速に!」もぜひご覧ください! はじめに こんにちは。TURING株式会社(以下、TURING)で、インターンをしている東大B3の中村です。 TURINGは、完全自動運転EVを作ることを目的に設立されたベンチャー企業です。自動運転システムとそれを搭載したEV車の開発を行っています。 TURINGの自動運転システムは、カメラからの映像入力を肝としています。これまではOpenCVを入力のインターフェイスとして利用していました。OpenCVを使用していたのは、 buildや使用法についての情報が多い コードが簡単に

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    sangotaro 2023/02/10
  • OpenCVをNPPにした結果→10倍高速に!

    この記事は「自動運転システムをエッジデバイスに組み込むための技術」を3回に分けて紹介するTURINGのテックブログ連載の第2回の記事「OpenCVをNPPにした結果→10倍高速に!」です。 第1回の「C++OpenCV完全入門!」、第3回の「詳解V4L2 (video for linux 2)」もぜひご覧ください! はじめに TURINGで働いている木更津高専の越智です。TURINGでは「We Overtake Tesla」を目標に掲げて、完全自動運転EVの開発・製造を行っています。 TURINGでは、社内で使っている自動運転ソフトウェアにおいて、画像処理部分のライブラリをOpenCVからNVIDIA Performance Primitives(NPP)に変更するプロジェクトに取り組んでいました。これによって、CPUで動かしていた画像処理をGPUバックエンドで動かすことができるようにな

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    sangotaro 2023/02/06
  • iOS向け日本語キーボードアプリ「azooKey」をOSSにした

    2年半近く趣味として個人開発してきたiOS・iPadOS向けの日語キーボードアプリ「azooKey」をオープンソース化しました。ライセンスはMIT Licenseです。 azooKeyは2年前からApp Storeで無料で公開し、開発を続けてきました。日語対応のiOS向けキーボードアプリには、Simeji、Flickなど多くの先輩がいますが、標準キーボード志向で高機能なOSSとしては初めてのものではないかと思います。 技術的な特徴 azooKeyの技術的特徴としては、変換エンジンの独自実装、ライブ変換のサポート、独自に調整した辞書、強力なカスタマイズ機能などがあります。 IME開発の特色は幅広い技術的課題を扱えることにあります。競プロ的なアルゴリズムとデータ構造の問題もあればNLP的な話やGUIのデザインの問題もあり、めっちゃ楽しいです。 なお、azooKeyは全てSwiftで実装され

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    sangotaro 2023/02/06
  • C++でOpenCV完全入門!

    この記事は「自動運転システムをエッジデバイスに組み込むための技術」を3回に分けて紹介するTURINGのテックブログ連載の第1回の記事「C++OpenCV完全入門!」です。 第2回の「OpenCVをNPPにした結果→10倍高速に!」、第3回の「詳解V4L2 (video for linux 2)」もぜひご覧ください! はじめに こんにちは。完全自動運転EVを開発するベンチャー企業、TURING株式会社でインターンをしている東大工学部3年の井上信多郎です。 我々人類は、車を運転するにあたって多くの情報を目から取り入れています。目から取り入れた情報を元に、アクセル・ブレーキ・ハンドルを操作しています。 自動運転の場合、その目に相当するセンサがカメラであり、カメラから得た情報を元に車を運転することになります。カメラから得る情報とは、ずばり画像です。画像の中から信号、標識、前方車両などの必要なもの

    C++でOpenCV完全入門!
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    sangotaro 2023/01/27
    お世話になってるOpenCVについての記事をインターン生が書いてくれました〜
  • 【自動運転】信号機認識に挑む / 走行画像15,000枚のアノテーションとYOLOXモデルによる深層学習実践

    こんにちは。TURING株式会社でインターンをしている、東京大学学部3年の三輪と九州大学修士1年の岩政です。 TURINGは完全自動運転EVの開発・販売を目指すスタートアップです。私たちの所属する自動運転MLチームでは完全自動運転の実現のため、AIモデルの開発や走行データパイプラインの整備を行っています。 完全自動運転を目指すうえで避けて通れない課題の一つに信号機の認識があります。AIが信号機の表示を正しく理解することは、自動運転が手動運転よりも安全な運転を達成するために欠かせません。信号機を確実に認識したうえで、周囲の状況を総合的に判断して車体を制御し、安全かつ快適な走行を実現する必要があります。 TURINGでは信号機の認識に取り組むため、15,000枚規模のデータセットを準備し、高精度なモデルのための調査・研究を開始しました。この記事ではデータセットの内製とその背景にフォーカスしつつ

    【自動運転】信号機認識に挑む / 走行画像15,000枚のアノテーションとYOLOXモデルによる深層学習実践
    sangotaro
    sangotaro 2023/01/10
    アノテーションたのしかった!
  • Googleマップを使ってランダムな運転経路生成を100倍速にする

    こんにちは、TURING株式会社でインターンをしている東大工学部4年の井上です。 TURING(チューリング)は完全自動運転EVを開発するベンチャー企業です。 完全自動運転AIの開発のため、独自にデータの収集を行っており、 2022年内に500時間 2023年内に50,000時間 という目標を掲げています。このうち、2022年の500時間のデータ収集については既にデータベース化が完了し、次の50,000時間の達成に向けた開発が進められています。 チューリング社ではデータ取得のため、自社開発の収集キットを搭載した車両に乗車するデータ取得チームを結成し、公道上での走行データの取得を開始致しました。2022年4月〜10月のフェーズ1において500時間分の走行データの試験取得を完了していますが、2022年12月から開始するフェーズ2として2023年末までを目標期間として、国内最大規模である50,0

    Googleマップを使ってランダムな運転経路生成を100倍速にする
    sangotaro
    sangotaro 2022/11/25