「不可解」「よほどこの案件に思い入れがあるようで」――。わいせつな写真集「ビニール本」(ビニ本)を販売したとして、アダルト商品の販売停止処分を受けた古書店大手「まんだらけ」(東京都中野区)が出したコメントには、捜査した警視庁を挑発するような文言が並んだ。どんな思いでコメントを出したのか、創業者の古川益三会長(72)に経緯を聞いた。 ――東京都公安委員会から処分が出た11月、2通のコメントを出しました 2通とも私が書きました。1通目はすごい抑えたんですよ。社内で目を通してもらってから公表した。みんなが了承してくれたことに安心して、もっと本音を出したものも作ろうと、自分の思いの丈をつづったのが2通目です。 後で社内から「まずいですね」なんて言われましたけど、じくじたる思いとかではなく、2通とも普通に書いてます。僕が怒ったらもっとめちゃめちゃに書きますから。 別にこのコメントで、世に一石を投じた
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