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ブックマーク / ncode.syosetu.com (3)

  • 彼ぴっぴしゅきしゅきビーム殺人事件

    走(はし)り梅雨(づゆ)のぐずつく日の、暮方(くれがた)のことだった。 山奥の小径(こみち)を、カラタチの生垣(いけがき)に沿って歩いていた。初夏だというのにやけに肌寒い。生温(なまぬる)い煙雨(えんう)はじっとりと肌にねばつき、濡れ透ける砂利道はつるつると滑った。 その殺人の現場は、竹藪(たけやぶ)の陰に蕭然(しょうぜん)と佇(たたず)む一軒家だった。鑑識(かんしき)と機捜(きそう)が立ち並び、警戒色のテープに囲われているが、野次馬などただの一人もいなかった。 「部係検事の佐藤さんですね? 所轄署(しょかつしょ)の市原です」 私が敷地に踏み入ると、一人の刑事が声をかけてきた。金縁の眼鏡をかけた、痩身(そうしん)の垢抜(あかぬ)けない男だ。挨拶も手短に、さっそく説明を受ける。 「被害者は鯉野良雄(こいのよしお)、34歳男性。死亡推定時刻は日正午ごろ。第一発見者はの鯉野好子(こいのよし

    彼ぴっぴしゅきしゅきビーム殺人事件
    sangping
    sangping 2021/06/18
    しゅき
  • 序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)

    息子へ。 母です。お元気ですか。 あなたが異世界に行ってから、もう2年が経ちました。 そちらは住み良い世界ですか? 今も冒険の旅の途中ですか? ちゃんと幸せに暮らしていますか? ……皆さんは、ご存知だろうか? 世に発表されている『異世界転生・転移もの』のライトノベルのうち、実に七割以上が、 “交通事故で我が子を失った母親” の手によって書かれているということを。 そんな小説を読む皆さんのための、序文(全異世界ラノベ共通仕様)です。

    序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)
    sangping
    sangping 2017/08/03
    「償い」と「案山子」のハイブリッド。「元気でいるか。異世界には慣れたか。ハーレムできたか」
  • なろうテンプレの中身はなろうで生まれた物じゃないからね!?

    ネット小説歴史、みたいな物も載せてます。私が知る限りは投入したつもりですので、そっちもぜひ。 2019/03/23 文章修正、また、今現在の私の持論が少々変化しています。 追記 これを読むより 『なろう批判を批判する!  〜昨今のなろう批判ブームに対し、なろうを大して知らねーで語ってんじゃねーよ!!と思った古参が、にわか向けに、なろうが勝者になった理由と歴史を書きなぐる話〜』 の方がおすすめです。私、結構読みやすく気を遣ったつもりでしたが、こちらの方は私とかなり近い論を、もっともっと読みやすく受け止めやすく書き上げている。すごいなあと思います。 こちらの内容は若干古い見識による情報であり、実際には小説家になろう!で異世界最強主人公物が生まれるより数年前に個人サイト規模では「異世界召喚」などのジャンルがありました。 最近、なろうの流行がなろうテンプレって名前で呼ばれる様になったんだって。ち

    なろうテンプレの中身はなろうで生まれた物じゃないからね!?
    sangping
    sangping 2017/04/11
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