今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる大人だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える大人にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。 これまでに、子どもの行動を変えるためには次のステップが大切であることを学んでいます。 ・第1ステップ:子どもの行動を分類すること ・第2ステップ:子どもにしてほしい行動に対してはほめること ・第3ステップ:子どもにしてほしくない行動に対しては無視(注意を取り去ること) 今回は、きょうだいや子どもが複数人いる場合に、どのように『ほめる』と『無視』を活用していくのかについてを学んでいきたいと思います。 複数の子どもに対してはどのように対応するか 先日