ブックマーク / www.keystoneforest.net (212)

  • 蟻地獄八つ九つ小蟻来る - 森の奥へ

    Twitter(X?)では書きましたが、7月下旬の十日ほど手術入院をしていました。数年前から、雑巾を絞るような動きをすると左手親指の付け根辺りに激しい痛みを感じることがあり、年々その痛みが強くなってきたので、今回手術を受けることにしたのです。母指CM関節症という症状です。左手親指の付け根の骨を切除し、左手の腱を移植して左手親指と人差し指とを繋ぐ、という手術だったそうです。 「母指CM関節症」|日整形外科学会 症状・病気をしらべる ぐるぐる巻きの包帯を解くと、左手甲や手首の3カ所に手術で切開した痕があり、まだ抜糸前なので、ブラックジャックの頬にあるような縫い目が何か見られます。手術痕の痛みはほとんどなくなり、左手の親指以外は支障なく動かせるので、パソコンのキーボードを打つことも、今はできています。 入院は何度目かになります。前回の入院のことも記事にしました。 www.keystonefo

    蟻地獄八つ九つ小蟻来る - 森の奥へ
  • あの人が来るまでそこで虹のままで ~6月俳句tweetより~ - 森の奥へ

    すでに7月になっています。前回の投稿が4月1日でしたので、3カ月経ってしまっています。サボってばかりで申し訳ありません。 この間、体調を崩したとか、仕事が忙しくなったとか首になったとか、日常に大きな変化があったわけではありません。以前と変わらずそこそこ仕事をして、そこそこアルコールを摂取する日々を送っています。ただただブログ更新をサボっていただけです。 ブログは書いていませんでしたが、俳句Tweetは以前同様に継続しています。ここ数カ月はブログを書くより俳句を考える方が楽しかった、というか、俳句を考えるだけで精一杯だったというところでしょうか、、、 それと、4月から始めたことがあります。オンラインの俳句講座と句会に参加することにしました。そこでの様子をどの程度書いていいのか分かりませんが、機会があれば可能な範囲で触れたいとも思っています。 数日前、snow36(id:snow36)さんから

    あの人が来るまでそこで虹のままで ~6月俳句tweetより~ - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2023/07/10
    あの人が来るまでそこで虹のままで が印象に残りました。最後の写真はモザイクの観覧車あたりから撮ったんですか。
  • 今日の日もいつか昔に夏岬 ~旅行に行きたい!⑧~旅行二日目その3(碁石海岸・大船渡温泉) - 森の奥へ

    旅行二日目8月23日14時半です。 今回の記事は旅行二日目その3、碁石海岸・大船渡温泉編です。 この日の移動はレンタカーを使っています。16時までに大船渡・盛(G)でレンタカーを返却しないといけないので、駆け足で回っています。気仙沼・津波伝承館(S)を出たのが14時半。途中で碁石海岸(K1)に立ち寄り、大船渡・盛(G)目指してひた走ります。カーナビは間に合うよと教えてくれていますが、計算上は碁石海岸(K1)滞在時間は最長13分です。 (ドライブサポーター NAVITIMEより) 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になります。 一ノ関①⇒(車)⇒気仙沼⇒(車)⇒津波伝承館⇒(車)⇒碁石海岸⇒(車)⇒大船渡・盛⇒(JR大船渡線)⇒大船渡温泉(泊) 火野正平が自転車で旅をする『にっぽ

    今日の日もいつか昔に夏岬 ~旅行に行きたい!⑧~旅行二日目その3(碁石海岸・大船渡温泉) - 森の奥へ
  • 位置について。用意、ドン。 - 森の奥へ

    私は走っている。 生まれたときから走っている。おそらく、生まれてくる前も走っていたはずだ。死んだあともまだ走っている気がする。 私は走っている。 眠くてたまらないときも走っている。眠らずに走っている。眠りながら走っている。走りながら眠っているのかもしれない。目が覚めても走っている。目が覚めなくても走っている。 私は走っている。 べながら走っている。吐きながら走っている。べて吐く、吐いてべる。べて吐く、吐いてべる。このリズムで。 私は走っている。 笑いながら走っている。笑いを堪えて走っている。笑いは堪えた方が良いから走っている。誰かを喜ばせる笑いと傷つける笑いがある。どっちか分からないから、笑い過ぎない方が無難。それに、笑い過ぎると空っぽになってしまう。笑ったそばから自分の中身が抜け出てしまう。笑い続けるだけの奴らを何人も見てきた気がする。中身が抜けてしまわないよう、笑いを堪えて、

    位置について。用意、ドン。 - 森の奥へ
  • 陽だまりに手袋の手を翳す朝 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    朝月夜コンビニレジで大あくび 前回の記事に載せた俳句です。わたしの毎朝の通勤路にあるコンビニでのエピソードを詠みました。 実は数日前、このコンビニに強盗が入りました。 60代ぐらいの男がレジにいたアルバイト店員の女性(67)に包丁のようなものを突き付けて「金を出せ」と脅した。女性が「ないです」と応じると、男は「これ、持って行くわ」と言って買い物かごに入れていた品と飲料の商品計3点を自分の手提げかばんに入れ、徒歩で逃げた。(「神戸新聞」より) わたしは事件が起きた30分後くらいこのコンビニの前を通りがかりました。ちょっと買い物、と思って店に入ろうとすると入り口がロープで封鎖されていました。その時初めて事件に気づいたのです。 そう言えば店の前の道にはパトカーが赤色灯を点けたまま停まっており、辺りにはお巡りさんが何人もいました。近くの民家の玄関口で聞き込みらしいことをしているお巡りさんもいまし

    陽だまりに手袋の手を翳す朝 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 落つる葉をただ眺めゐる烏かな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今年は1月9日が成人の日です。新成人は341万人になるそうですが、 2022年年4月1日、成年年齢を18歳に引き下げることを内容とする、民法の一部を改正する法律(平成30年法律第59号。以下「改正法」)が施行され、経過措置により、施行日時点で18歳以上20歳未満の人も同日に成年に達することとされた。そこで2022年中に新たに成人に達した人は、2023年1月1日現在で18歳か19歳か20歳の人となり、その人口は18歳が112万人、19歳が113万人、20歳が117万人で、合わせて341万人となる。(YAHOOニュースより) という事情があるのだそうです。 実は、わが家の次男Kは2003年1月生まれなので今月で20歳になります。今回の新成人の一人ということになりますが、去年の誕生日で19歳になったときは未成年だったのに、去年4月1日に誕生日でもないのに突然成人になったのです。 それ以来、成人式

    落つる葉をただ眺めゐる烏かな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2023/01/10
    ①が好きです。その様子を夢に絡んでいるところがいい感じに思いました。
  • 年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    2023年あけましておめでとうございます。 みなさまにとって、世界中の人たちにとって、より良き年になりますように。 年新たすべて新たに世界中 写真はわが家の近くで撮った初日の出です。神戸の日の出は7時6分のはずでしたが雲に隠れて見えず。7時10分過ぎ、雲の隙間からようやく太陽が顔をのぞかせました。 今年の詠み始めです。 今回は11月28日から12月2日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 葉を散らせ寒さうな月曜の朝 通勤の道すがら、いつも歩く川沿いの歩道に立つ木々には、鳥たちが集いさえずり、出会い共に暮らし、雛たちが生まれ巣立っていきます。木々は花を咲かせ実を実らせ、木の葉は色を変え散っていきます。落葉の時季、次第に葉を散らせていく木々の枝は震えています。裸木となった木の枝にとまる鳥たちは少し寂し気です。月曜日でも火曜日でも水曜日でも葉は散っていくのに、月曜の朝だけは違い

    年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2023/01/03
    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
  • 旅行に行きたい!⑥ 稲の波寄せては返す千年余~旅行二日目その1(骨寺村荘園遺跡・厳美渓) - 森の奥へ

    2022年も残り数日になってしまいました。俳句の季語ではこれを「数へ日」と言います。残り数日と思うと、なんとなく落ち着かない気分になってきます。 数へ日や明日終はるかも知れぬのに 山人 「旅行に行きたい!」はまだ8月です。 今回の記事は旅行二日目その1(8月23日)、骨寺村荘園遺跡・厳美渓編です。 この日はほぼ一日レンタカーでの移動になります。朝9時に瑞泉郷を出発して、この日の宿泊地・大船渡を目指します。 大船渡・盛でレンタカーを返却してからJR大船渡線に乗り継いで宿へ向かいます。レンタカーを16時までに返さないといけないので、時間的にはかなりギリギリの行程です。 宿まで無事にたどり着けるかどうか、今回の旅行中で一番心配した日でした。 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になりま

    旅行に行きたい!⑥ 稲の波寄せては返す千年余~旅行二日目その1(骨寺村荘園遺跡・厳美渓) - 森の奥へ
  • 風止んで星の流るる音聞こゆ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    クリスマスを意識した最初の記憶は、プレゼントをもらうには下が必要らしい、とイブの日に幼稚園の友達から聞いたことでした。数十年前のことです。早速その夜は、下を枕元に置いて寝ることにしました。どこに置けばいいのかまで友達は教えてくれなかったので、あれこれ考えて、枕の近くの、自分の手が届くところにしました。たぶん翌朝履く下だったと思います。ワクワクを抑えられず、ドキドキもして、なかなか眠れませんでした。けれど、いつしかぐっすり眠り込み、朝目が覚めて一番に探った下の中は空っぽのまま。当時のわが家にはまだクリスマスを祝う習慣などなくて、ツリーもケーキもない普通の夜のことでした。 今回は11月14日から11月18日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 木枯らしや吹いて吹いて吹いて吹いて 西高東低の冬型の気圧配置がもたらす強い北風が木枯らしです。ですが、気象庁が木枯らしと認定す

    風止んで星の流るる音聞こゆ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 見上ぐれば星流れゆく吾の先へ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回の記事の冒頭に、不可思議/wonderboy のことを少し書こうと思って書き始めたら、ちょっと長くなってしまったので別記事にしました。もし興味がおありでしたら、そちらもお読みください。 www.keystoneforest.net 今回は11月7日から11月11日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 後悔の対義語想ふ夜長し 後悔の対義語はなんだろう。納得、期待、予見、満足、遠慮など、ネットから探しました。けれど、どれもしっくりきません。先に悔いることなんかできなくて、悔いるという感情は後になってから初めて表れてくるものです。なので、そもそも後悔という言葉の成り立ちに問題があるのかもしれません。言葉の頭に「後」とあるから「前」とか「先」とか考えてしまうのかもしれません。そうして行き詰ってしまうのです。なので、「悔いる」の方の対義語を考えてみることにすると、「悔いる」は、

    見上ぐれば星流れゆく吾の先へ ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 星月夜ピアスの君に触れられず ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    映画を2観ました。映画館で、です。 『すずめの戸締り』と『THE FIRST SLAM DUNK』の2です。 どちらもとっても面白かったですが、より楽しめたのは後者でした。 山王工業戦の最終盤で交代を告げられた桜木が安西監督に叫んだセリフ。 「オヤジの栄光時代はいつだよ。全日のときか? オレは、オレは今なんだよ!!」 自分の一生を俯瞰することができて初めて発することができるこの言葉。大した緊張感もなく生きてきたわたしには到底思いつきもしない言葉です。 心を揺さぶられました。 今回は10月31日から11月4日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 息白し背のランドセル笑ひをり わたしの通勤路にある小学校の朝の開門は午前8時と決まっているようです。ゆっくりめに出勤した朝は、8時少し前にその小学校の校門前を通ります。二人連れ、三人連れ、四人連れの小学生たちが校門に向かって歩

    星月夜ピアスの君に触れられず ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 秋晴れや流るる雲の軽さかな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は10月24日から10月28日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 秋暁の照らす頬だけ温かい すっかり秋めいた風が初めて吹いた朝。天気予報見てなくて、夏のシャツを着て家を出てきてしまいました。涼しくて良い感じ。いえ、でも、ちょっと涼し過ぎるかも。風はひんやりだけど、今日一日を良いお天気にしてくれそうなお日様が昇っています。オレンジ色の朝陽です。オレンジ色が当たる側の頬だけが温かいのです。そう言えば、もうどこからも蝉の声が聞こえてきません。 秋暁の当たる頬だけ温かい 山人 #俳句 #haiku #秋暁 pic.twitter.com/T1MI1Q8NhW— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年10月23日 虫の声いつか絶え風吹くばかり 虫たちの声はプロポーズ。セミもコオロギもキリギリスも鳴くのはオスだけなのだそうです。でも、プロポーズと言っても、誰か

    秋晴れや流るる雲の軽さかな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • わたしは何を見ればいい? - 森の奥へ

    目を信じてはいけない、見ているものが宇宙のすべてだと思ってはいけない、真実だと思ってはいけない。見ているのに見えていないものがある。 たぶん、そんなことはみんな知っているはず。 でも、すぐにそれを忘れてしまう、勘違いしてしまう、目を信じてしまう。 宇宙にはヒトが知らない情報が無数にあるし、知っていることの方が少ないくらい。ヒトが見ているのは、宇宙のごく一部でしかない。ごく一部、ほんのちょっとだけ。 耳を信じてはいけない、聞こえているものが宇宙のすべてだと思ってはいけない、宇宙には無数の音が鳴っている、静寂なんて宇宙のどこにもない。 触れることができるから何かがあるわけじゃない、触れることができないから何も存在しないわけじゃない。そもそも、触れようとするその手が確かなものだと決まったわけじゃない。 たぶん、そんなことはみんな知っているはず。 たとえば、ヒトの目が見ているものは、はじめに原因が

    わたしは何を見ればいい? - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2022/11/28
    見えるものを見る、聞こえるものを聞く、しか術がないです。それを上手く処理できるかどうか。
  • 「元気出せ」どんぐり一つ転がり来 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は10月17日から10月21日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 仔鳴く空いつぱいの鰯雲 この記事を書いている今気づきました! 「鰯雲」を季語にして詠んだつもりでしたが、、、「仔」も季語でした。しかも春の季語です。の子は年じゅう生まれるが春が最も多い(から)、と歳時記にあります。春はの恋の季節です。 正岡子規は「おそろしや石垣崩すの恋」という破壊的なラブストーリーを詠みました。の恋を詠んだ句はなかなか面白いです。検索して気に入った句が2句。 「恋のそんなに唸らんでもええやん」稲畑廣太郎 「ピザ屋来て不首尾に終るの恋」折原あきの 仔鳴く空いつぱいの鰯雲 山人 #俳句 #haiku #鰯雲 pic.twitter.com/A0bHxdQ0aQ— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年10月16日 木漏れ日と葉影を縫いて蜻蛉飛ぶ この句

    「元気出せ」どんぐり一つ転がり来 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 旅行に行きたい!⑤ ~旅行一日目その4(達谷窟毘沙門堂・瑞泉郷へ) - 森の奥へ

    旅行一日目8月22日。午後4時頃です。 前回は中尊寺観光を終えたところまで。 今回の記事は旅行一日目その4、達谷窟毘沙門堂・瑞泉郷編です。 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になります。 伊丹空港⇒(飛行機)⇒仙台国際空港⇒(仙台空港アクセス線・東北新幹線)⇒一関①⇒(車)⇒平泉②③⇒(車)⇒達谷窟毘沙門堂④⇒(車)⇒瑞泉郷⑤(泊) 平泉観光の最初に平泉文化遺産センターを訪れたのですが、そこで見かけたお堂の写真に興味を惹かれました。達谷窟毘沙門堂です。 崖に貼り付くように建てられた姿から、「日一危険な国宝」と呼ばれる鳥取県三徳山三佛寺「投入堂」を少し想像したのです。 けれど、写真に写されたお堂の前に建つ灯ろうのサイズと比べると、さほど大きなお堂でもなさそうでした。 平泉からこ

    旅行に行きたい!⑤ ~旅行一日目その4(達谷窟毘沙門堂・瑞泉郷へ) - 森の奥へ
  • それでも生きている。 - 森の奥へ

    今回の記事に深い意味はありません。 何かのメッセージでもありません。 山のつぶやきです。ただそれだけです。 考えるから生きづらくなる。 生きるということは、多分生きると考えないこと。 朝起きて水を飲んで、べられる物があればそれを口にする。それでその日は、日が暮れるまで生きていける。 仕事があるなら身仕度して出かけよう。 仕事がなくてもとりあえず何か着て外に出よう。一度は外に出よう。 外で誰かに出会えば、無理に声を出さなくていいから少し微笑んで、会釈だけしておけばいい。不審がられない程度に。人の生き方に合わせる必要は多分ない。 仕事があるなら何も考えず、終業の時刻まで黙って仕事をこなせばいい。一日の半分までは仕方ない。 仕事が早いとか上手いとか言われても、仕事のために生きてはいけない。一日の半分は自分のために生きよう。 仕事が遅いとか下手だとか言われたら、頭を下げればいい。それでも怒鳴ら

    それでも生きている。 - 森の奥へ
  • 吾に似たる人影伸びて秋の夕 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は10月10日から10月14日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 布団着て丸める背中今日休む 布団はバリアです。レーザー光線を跳ね返すバリアもあれば、寒さを防ぐバリアもあります。目覚まし時計の音や、起床を促す家人の声を跳ね返すバリアもあります。体を守るバリアもあれば、心を守るバリアもあります。 今日休む、、、って電話しといて! 布団の中からそう叫ぶことができれば、もう最強です😊 布団着て丸まる背中今日休む 山人 #俳句 #haiku #布団 pic.twitter.com/xRzZ16I0JE— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年10月9日 秋寒の朝まだ暗し鳥の声 鳥たちは早起きです。日の出前から活動を始めているらしいです。何をしているかというと、歌を歌っているみたいです。「夜明けのコーラス」と言うそうです。ラブソングです。早朝の空気が澄んだ

    吾に似たる人影伸びて秋の夕 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2022/11/18
    ②が好きです。最近夜が明けるのが随分と遅くなってきました。
  • 歩いても歩いても虫鳴く夜や ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    8月22日から9月30日までの6週は、この間に行った東北旅行(岩手方面)から題材をとった句を詠みました。 10月からは元の形、その日その日に感じたこと出会ったことを題材にして詠む形に戻りました。戻りましたが、、、いつもと変わらない日常のなかで一日一句を詠むのは修行のようで、わたしにとってはなかなか厳しい作業でした。 今回は10月3日から10月7日までのtweet句です。 tweet句の季節はようやく秋を迎えています。 拙い句ばかりですが、どうぞよろしくお願いします。 指揮を待つビオロンの弓野分前 漢字が続いて読みづらいですが「ビオロンの弓」で切ります。バイオリンにすると字数オーバーになるのでビオロンにしています。「野分」は秋から初冬にかけて吹く強い風、台風のことです。指揮者がタクトで合図を送るとビオロンが激しくかき鳴らされます。その合図を待つ束の間の静けさ。嵐の前の静けさ、を詠んだつもりで

    歩いても歩いても虫鳴く夜や ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    sankairenzoku10cm
    sankairenzoku10cm 2022/11/14
    4が好きです。4の写真も素敵です。
  • 青を待つ数十秒の蝉時雨 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    11月になりました。今年もあと2か月足らずです。 ですが、今回は8月15日から8月19日までのtweet句です。 まだ蝉時雨を詠んでいます。相変わらず季節感がなくてごめんなさい。 どうぞよろしくお願いします。 青を待つ数十秒の蝉時雨 信号待ちです。ハイブリッド車はその間アイドリングが止まります。エンジン音が消えると、入れ替わりに蝉時雨が聞こえてきます。当にうるさいのは、蝉時雨さえかき消すエンジン音の方でした。耳をつんざくほどの蝉時雨、それは求愛の声、求愛の大合唱です。青になるまでしばらくその声を聞いてみましょうか。 青を待つ数十秒の蝉時雨 山人 #俳句 #haiku #蝉時雨 pic.twitter.com/hauqSWYB4P— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年8月14日 静けさが好きかも知れぬ雌の蝉 わたし無口なヒトが好き。と言うか、お喋りなヒトはあまり好きじ

    青を待つ数十秒の蝉時雨 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • まだこんなところにいます夏の雲 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は8月8日から8月12日までのtweet句です。 まったく季節感が伴わない句ばかりで申し訳ありません。 どうぞよろしくお願いします。 少年の日の蝉時雨今朝も聞く 森の奥で暮らしていた少年の日に聞いた蝉時雨はとても優しくて、森の木陰で涼みながら友達といろんな話をしました。蝉時雨は少しも邪魔をしませんでした。都会の蝉時雨はあの頃とちょっと違うかも。いえ、全然違うかも。 少年の日の蝉時雨今朝も聞く 山人 pic.twitter.com/M2DHDZGD59— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年8月7日 油ゼミ燃えるゴミの日に命尽く 街の夏ではクマゼミが元気。元気すぎるくらい。森の奥で幅を利かせていた油ゼミは街では少数派。都市化の進んだ地域ではヒートアイランド現象による乾燥化で油ゼミにとって生息しにくい環境になっているとのこと。油紙の色をした羽根が一枚、ひらひらと地を這う

    まだこんなところにいます夏の雲 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ