テレビや冷蔵庫のようなスマート家電から自動車に至るまで、IoT デバイスと呼ばれる様々なデバイスがインターネットに繋がりはじめています。従来のインターネット環境のように、個人情報といったサイバー攻撃者の標的となる情報の交換もそれらのデバイスを通じてネットワーク上で行われ、クラウドに格納されることが想定されます。一方で、こうしたIoTを構成するシステムが侵害された場合には、それらを利用する一般消費者の生活にも影響を及ぼす被害が発生するリスクがあります。トレンドマイクロでは、IoTを構成するシステムを包括的に保護するためにはそれぞれの過程でセキュリティ対策を実施するのが有効と考え、クラウド、ネットワーク、デバイスという3つの層での保護を検討する必要があると考えています。 今回公開する「IoTセキュリティガイドライン ‒デバイスライフサイクルの概要‒」では、IoTデバイスのセキュリティを確保する