米Facebookは1月26日 (現地時間)、ユーザーがFacebookに常時HTTPSで接続するオプションを用意したことを発表した。直前にFacebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏のFacebookファンページが乗っ取られたと報じられたばかりで、Facebookのセキュリティに対する不安を打ち消すために、同社が通信の安全強化に乗り出したと見る向きもある。 HTTPSはWebブラウザとWebサーバのデータ送受信をSSLで暗号化する接続方法で、パスワードやメッセージの文面など通信内容を第三者に傍受されるのを防ぐ。一方でデータを暗号化する分だけ処理が重くなるというデメリットがあり、Facebookはこれまでユーザーログインのパスワード送信時のみHTTPSを用いていた。 常時HTTPS接続はFacebookの設定ページのアカウントセキュリティで「Secure Browsing (http