学長コラム『素描(全8回)』 2018年1月より岐阜新聞に連載された三輪眞弘学長によるコラム『素描(全8回)』を掲載しました。 ぜひご覧ください。 1.IAMAS前夜 23年前、当時作曲家として活動していたデュッセルドルフの自宅に日本から電話があった。岐阜県にメディアアートの学校を作る計画があり、音楽系の作家を探しているのだという。学長に就任する予定の坂根巌夫さんに教員としてぼくを紹介したいとのことだった。それまでぼくは岐阜とはまったく縁がなかったが、それでも直感的に何かの可能性を感じた。何より、当時、世界のメディアアートの動向を日本に紹介する第一人者であった坂根氏とは、ぼくが共同作品を出品していた世界的なメディアアートの祭典、アルス・エレクトロニカ(リンツ・オーストリア)で面識を得たばかりだった。その彼が学長になるということに「これは本気だ」と感じたからだろう。 IAMAS(イアマス)が
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