最近の発酵食品や乳酸菌のブームとともに、スーパーやコンビニでも「甘酒(あまざけ)」を見かけることが増えてきました。 一昔前までは、甘酒といえば、「酒粕」をお湯で溶いて、砂糖などで調味していたものを指していたと思うのですが、今主流になっているのは、それとはまったく異なるノンアルコール飲料です。 日本酒づくりでは、原料となる米を麹菌の力で糖に変えて「米麹」をつくり、その後、酵母を添加してアルコール発酵をさせるのですが、そのアルコール発酵前の甘みのある「米麹」が、最近メジャーとなっているタイプの甘酒の原料です。 すっきり爽やかな「米麹の甘酒」と、微量のアルコールを含む「酒粕の甘酒」。風味も口当たりも異なる2タイプの甘酒には、相性の良いチーズも異なって当然。そこで、それぞれに合うチーズと、その美味しさをグンと引き上げてくれる技をご紹介します。 《米麹の甘酒&ブルーチーズ》に、意外なちょい足し 米由