映画やテレビ、書籍などの文化から、反社会的な内容を排除しようという動きが進んでいる。 カンヌ映画祭でパルムドールの栄冠を手にした是枝裕和監督の映画『万引き家族』は、家族ぐるみの万引きや幼女誘拐などの話が出てくる。これに「万引きと言う犯罪行為を助長してしまわないか」という声が出た。また、中学生の少女と誘拐犯の生活を描いた漫画のドラマ化作品『幸色のワンルーム』にも「実際に起きた誘拐事件を肯定的に描いている」と批判が出て、東京のテレビ朝日は放送を取りやめた。 「相模原事件」被告の手記刊行という話も浮上 これらの騒ぎに続いて、相模原市の知的障害者施設で46人を殺傷したと起訴されている被告の手記が刊行という話が浮上した。出版を取りやめるよう求めた2000人の署名が版元に提出されている。NHKの報道によると、署名を提出した大学教授はこうコメント。「被告の差別的な思想が本という形で拡散すれば同調する人が
驚くのがその大きさです。思わず「でかい!」と言いそうになりました。教科書が大きくなって、しかも厚くなったので、以前より巨大化しているのです。 かわいそうなのは、子どもです。ランドセル自体の重量も増したうえに、重い教科書をたくさん入れて、毎日登下校するのです。低学年で体の小さい子はたいへんです。でも、学年が上がっても楽になるわけではありません。なぜなら、学年が上がれば上がるほど持ち物が増えるからです。 教科書やノートだけではない、漢字ドリルや計算ドリルもランドセルに入れなければなりません。理科や社会がある日は、教科書とノート以外に資料集が必要になるかもしれません。そして、これが教科書と同じくらいの重さがあります。国語では、音読資料集も必要になるかもしれません。6時間目まで授業がある日は、どれだけ多くなることやら。給食セットや筆箱は毎日持ち運ばなければなりませんし、体育着、習字用具、絵の具セッ
賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)の神奈川県内の支店が、労使協定で定める上限を超えて社員に長時間労働をさせたとして、6月上旬に労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かった。地主らにアパート建設を勧める積極的な営業で業績を伸ばしてきた同社だが、過酷な労働実態や、残業時間の「過少申告」があったと複数の社員や元社員が証言している。 個人加盟の労働組合「ブラック企業ユニオン」によると、同社の神奈川県内の支店では、残業時間の上限を月70時間(繁忙期は月80時間)とする労使協定(36協定)を結んでいた。しかし、この支店の営業職だった20代の元男性社員の2017年10月の残業時間が上限を超えていた。同県の川崎北労働基準監督署は、同月の残業時間が90時間を超えていたと指摘し、是正勧告した。残業した際の割増賃金の支払いが不十分だとの指摘もあった。 この元社員は、残業時間を実際より短く申告していたとい
スルガ銀行(静岡県沼津市)の中古1棟マンション投資向け融資で資料が改ざんされた問題で、融資を受けた岡山県の30代男性が不動産業者やスルガ銀などに計約2億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が2日、大阪地裁であった。原告側は、男性の年収が足りないのに資料改ざんで融資され、割高な物件を買わされたと主張したが、スルガ銀は「(原告男性が)虚偽事実を告げて本来なら融資できない金額の融資を詐取した」などと主張し、請求棄却を求めて徹底的に争う姿勢を示した。 訴えられたのは大阪市の不動産販売業者と勧誘業者、スルガ銀と同行京都支店の融資担当者。融資資料の改ざん問題で、スルガ銀に対して損害賠償を求める訴訟は初とみられる。 訴状によると、男性は2015年9月、投資目的で中古マンション1棟と新築マンション2室を計約2億3千万円で購入。全額をスルガ銀で借りたが、融資過程で通帳コピーや確定申告書などが改ざん
anond.hatelabo.jp リンク先の記事は、女性医師のライフコースの困難さを書きだしている。 以前から、キャリアと子育ての板挟みに悩む女性医師は少なくなかったが、いまの医師研修制度によっていよいよ厳しくなっている話は、もっと知られてもいいように思う。 その一方で、この話は女性医師だけに限らず、働く女性全般、いや、男性も含めたキャリア志向の現代人の大半に適用できる話として読みたくもなった。 ここ十数年ぐらいの日本では、仕事に打ち込み続けるうちに、結婚や子育てのタイミングを逃してしまう女性が後を絶たなかった。そうでなくても、出産や子育てに踏み切ったことによってキャリアが中断してしまった女性や、職場に迷惑をかけていないか気にしている女性が少なくなかった。 少子化がさけばれる昨今は、男性も育児休暇を取れるようになった。もちろんそれ自体は喜ばしいことだが、育児休暇を取る男性にしても、職場を
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