2009年6月8日のブックマーク (1件)

  • 「もの」と「情報」の界面 - レジデント初期研修用資料

    命令だとか理屈、説得といったやりかたとは別に、 「もの」それ自体に込められた情報を利用したやりかたは、 その人の振る舞いを、強力に縛れるような気がしている。 風邪にべ物を処方する タミフルなんかはむしろ例外的で、風邪みたいなウィルス感染症に対して、 自分たち医療従事者ができることなんて、実際問題ほとんどない。 それが当にウィルスの感染症ならば、暖かくして家で休んでいることが、人のためにも、 まわりの人のためにも一番望ましいのだけれど、たいていの人は、守れない。 こういう患者さんに対して、風邪薬を処方して、「家で安静にして下さい」なんてお願いするのでなしに、 「暖かくして家で寝るためのセット」を、保険で「処方」してしまうと、家で安静にする人が 増えると思う。 「安静にして下さい」なんて言われたところで、何もしないでじっとしているのは苦痛だし、守れない。 ところがそれがあんまり積極的に

    saradd
    saradd 2009/06/08
    「もの」が振る舞いを規定する力について。