子供の頃、3つの願望がありました。 「空を飛びたい」 「船で世界一周したい」 「牧場で暮らしたい」 本やアニメの影響でしょうね。 とっても自由な気がしたんです。 健全な願望ですね、大人と違って(笑) 中学くらいになると、この願望を職業にしちゃうと極度に不自由だということに気付きます。で、なかでも比較的、自由がききそうな船の学校に入ったのですが、外航船の場合、海の上で数か月も暮らすことになるわけです。 悩んでいた頃に『はいからさんが通る』っていう少女漫画が流行りまして。主人公のライバルが青江冬星っていう編集者で、これが自由人で、やたらカッコよくて。気付いた時には、そっち方面に就職してました(笑) 3年後にフリーの編集者として独立。その後、山あり谷あり谷底ありで、そこから這い上がって現在に至るわけですが、自由って大変ですよね(笑) 飛行装置メーヴェを作っちゃった人 いまだに「空」「海」「牧場」