ポートレイト撮影でも、その他のジャンルの撮影でも、被写体に人物を使う場合に重要なのが、被写体となる人物が良い状況で仕事ができるかどうかということです。 「良い状況」というのは、ポートレートであれば何と言ってもリラックスしていることが大事です。緊張しすぎると表情が強ばったりしていい表情が捉えられないことも多いです。 広告やファッションフォトグラフィーの場合はリラックスだけでなくある程度の緊張感が必要ですが、この場合は経験のあるプロのモデルを使うのでそこの部分は相手もよく分かっています。 どちらの場合であれ、相手が写真の被写体として活躍するために、写真家が仕事のしやすい雰囲気を作る必要があります。 今回はそんな人物を撮る時に相手をやりやすくさせるコツについてです。 1.事前に撮影について説明する 人は何が起こるか分からない時に必然的に緊張します。もし被写体が撮影に慣れていない人の場合、それはな
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