音楽は、リズムとメロディとハーモニーで出来上がっている波動です。 脳波も波動です。α波も波動です。 波動に波動を合わせると、共鳴して、波形が変化します。 元気なとき、具合が悪いとき、落ちこんでいる時などで、波形のパターンが変わります。 その脳波のパターンを変えることで、病気の治療や予防をするのが、音楽療法です。 音楽には人をリラックスさせ、その活力を引き出す不思議な力がある・・・・・。 誰にでも経験があるこうした効果を、医療や福祉の現場で積極的に活用するのが『音楽療法』 痴呆症の人がイキイキとした反応を見せるなど、一定の成果が報告されており、高齢者と暮らす家庭でも応用できそうだ。 音楽療法が始まったのは1950年代の米国と言われる。 日本ではまだ歴史が浅いが、全日本音楽療法連盟(全音連・東京都大田区)によると一定の臨床経験などの審査を経て、これまでに約340人の音楽療法士が生まれている