経済評論家。1981年東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事。2005年に銀行を退職し、久留米大学に移る。2022年に大学を定年退職となり、現職。著書は『経済暴論: 誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体』(河出書房新社)など、多数。 重要ニュース解説「今を読む」 めまぐるしく変化する世の中で、あふれる情報に付いていくだけでも大変だ。そこで、押さえておきたい重要ニュースを日本興業銀行(元みずほ銀行)の調査部出身で久留米大学商学部教授の塚崎公義さんに分かりやすく解説してもらう。 バックナンバー一覧 株価は、皆が上がると思うと皆が買い注文を出すので、実際に上がる。したがって、真実を追求するより、噂を探る方が利益を生みやすい。(経済評論家 塚崎公義) ケインズ時代の美人投票の仕組みとは 「株価は美人投票だ」というのは、美人投票との対比で株価を論じた