Dvorak配列は元々英字をタイプするために作られた配列のために、日本語入力時の事は考えられておらず、打キーの割合が英字ではそれぞれ半分ほどなのに対し、日本語入力時(ローマ字入力)の時には不器用な左手を酷使する*2結果となる。何故ならばDvorak配列では左手には母音が、右手には子音が割り当てられており、日本語の場合どうしても「ん」を入力するとき以外では母音を入力する必要があるからだ。故に左に七割、右に三割という打キーの不均衡が起きるようになる。 そうした問題を解決し、左右での打鍵数の均衡を取るために、拗音拡張・二重母音拡張・撥音拡張などの省入力機構を組み込んだ数々の日本語入力用拡張Dvorak配列が考え出されている。 DvorakJP ACT (AZIK on Dvorak) (→ACT配列) JLOD配列 (Japanese Layout on Dvorak) 蒼星