◇3種目出場、祖父譲りの射撃披露 バンクーバー五輪バイアスロン女子代表で北秋田市出身の鈴木芙由子選手(21)=自衛隊冬戦教。ひのき舞台で戦う力となったのが、猟銃を手に雪山を駆けめぐった祖父譲りの天性の射撃の腕だ。 鈴木選手は高校まで距離の選手だったが、全国大会で上位に進出することはなかった。 高卒後、3年前に自衛隊に入ってから始めたのが、スキーの走力に加え射撃の技術と集中力が求められるバイアスロンだった。 水を得た魚のように躍進し、すぐに国内大会を制覇。09年12月のワールドカップは15キロで19位に入賞し、国内では1人だけの五輪代表に選ばれた。 近所の雪原で幼いころから鍛えた脚力に加え、持ち味は「天才的」と評される正確な射撃。そこで話題になるのが、実家で一緒に暮らし約3年前に85歳で亡くなった祖父市蔵さんの存在だ。 農業をしながら冬の間は山に入って猟をする「マタギ」。70歳過ぎまで猟銃を
深刻化する児童ポルノ被害を食い止めようと、画像を所持することへの規制強化に向け国会審議が続いていた児童買春・児童ポルノ禁止法改正案は、衆院が21日にも解散されることで、廃案の見通しとなった。 同法をめぐっては、18歳未満を写した性的な画像を個人で見るためだけに所有する「単純所持」を禁じる自民・公明両党と、「有償または反復して取得」した場合に処罰を限るべきだとする民主党がそれぞれ改正案を提出、先月26日に衆院法務委員会で審議入りした。3党は今国会での成立を目指して修正協議を重ね、「単純所持」を違法とすることで合意したが、処罰対象をどこまで広げるかなどで折り合いがついていない。 ただし、与党、民主党双方の委員らには、会期中に最終合意までこぎ着けたいとの意向もあり、解散ぎりぎりまで協議を続ける可能性もある。【丹野恒一】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く