村上たかし「星守る犬」の単行本が7月6日に発売される。また7月21日発売の漫画アクション15号(双葉社)には、単行本の発売を記念して同作のスピンオフ作品が掲載される。 「星守る犬」は、余命いくばくもない中年男性と飼い犬の旅を描いた物語。漫画アクション2008年15号から集中連載され、猫マンガにおける須藤真澄「長い長いさんぽ」、犬マンガにおける谷口ジロー「犬を飼う」の座を引き継ぐ、新しいマスターピースとの呼び声も高い。 同年度の第12回文化庁メディア芸術祭でも審査委員会推薦作品に選ばれるなど高評価を獲得しており、好評に応えるかたちで、今年1月には外伝エピソード2話も掲載された。 単行本には本編3話と外伝エピソード2話を収録。なお漫画アクション15号にて発表されるエピソードは単行本未収録となるため、読み逃しのないよう注意しよう。