続・ITエンジニア、その独立の軌跡(後編) 第4回 独立後の悩み「職人か、経営者か」 中越智哉(ナレッジエックス) 2009/7/30 第3回|1 2|次のページ 独立したエンジニアの3年間の軌跡をたどる。前編では、事業計画の進ちょく、会社員時代に身に付けておくべきスキルを振り返った。後編では、経営者としてのあり方や経営方針にまつわる悩み、不況の風をはね返す施策をお伝えする。 以前、創業支援施設に入居していた間に、インキュベーションマネージャ(経営や事業内容について指導や助言をしてくれる専門家)からずっといわれ続けていた言葉です。 独立していわゆる「フリーランス」としてやっていくと決意した人は、おそらく前者の意向が強いと思います。わたしの場合は、法人を設立したので、本来ならば後者の意向が強くなければいけないところでしょう。とはいえ、弊社はまだ1人なので、限りなくフリーランスに近い状態である