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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (5)

  • 2018-11-25 - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    NHK BS1 2018年11月25日(日)  午後10時00分〜(110分) BS1スペシャル 隠された日兵のトラウマ〜陸軍病院8002人の“病床日誌”〜 以前に地上波で放送されたものの拡大版のようです。放送後にこのエントリに感想など追記したいと思います。 追記:放送後僅かの間に3回も観直してしまいました。ご自身で「怒り」ということばを口にされた清水先生はもちろんのこと、番組全体から静かな怒りがじわじわと伝わってきた気がします。 厳密に尺を測ってみたわけではありませんが、地上波版と比べて増補されていたのは兵士の自殺とその研究、敗戦時に病床日誌が隠滅を逃れた顛末とその後、そして戦後の家族への影響、といったあたりでしょう。 とりわけ興味深かったのが“未復員兵”の父を持つ男性と、家庭で暴力をふるう復員兵を父に持つ女性の事例を通して語られる配偶者や子どもへの影響でした。間接的には孫世代にまで影

    2018-11-25 - Apes! Not Monkeys! はてな別館
  • NNNドキュメント'18「南京事件II」 - Apeman’s diary

    2018年5月13日(日) 24:55〜 日テレビ系列 NNNドキュメント'18「南京事件II」 シンプルすぎるタイトル予告から判断するに、前回と同様放送直前に実際のタイトルが公表されるのかもしれません。内容案内から判断すると、財務省などで露呈したずさんな(というより悪辣な)公文書管理を意識しているようにも思えます。 再放送予定は以下の通り。 5月20日(日)11:00〜 BS日テレ 5月20日(日)5:00〜/24:00〜 CS「日テレNEWS24」

    NNNドキュメント'18「南京事件II」 - Apeman’s diary
  • 『昭和天皇の戦争』 - Apeman’s diary

    山田朗、『昭和天皇の戦争―「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと』、岩波書店、2017年1月 昭和天皇の政治や統帥への関与については、著者にはすでに『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)などの著書があり、著者自身断っているように内容的には過去の著作との重複も少なくない。昭和天皇の軍事指導に対する著者の評価は「統帥部のような強引なやり方は困るが、結果として領土・勢力圏が拡大することは容認する」(125ページ)といった具合に要約できるが、これも過去の著作から踏襲されたものである。 しかしながら、サブタイトルにもあるように、現存する資料と『昭和天皇実録』の記述を突き合わせることにより「残されたこと・消されたこと」を明らかにしようとするのが書の狙いであって、この点については―十分予想されたことであるが―極めて明確な結論に到達している。すなわち、昭和天皇の「戦争・作戦への積極的な取り組みに

    『昭和天皇の戦争』 - Apeman’s diary
  • 歴史修正主義の手口を理解する手がかり - Apeman’s diary

    歴史修正主義とダイレクトに結びつく話題ではないのですが、「市場ずし」のワサビ問題や志布志市の「うな子」動画をめぐり差別を否認しようとする人々の振る舞いは非常に参考になります。後者の方はわざわざ否認者が自らまとめてくれています。 http://togetter.com/li/1030691 「自動翻訳頼みで研究者に難癖かよw」という嗤われ方もしているようですが、もちろんまとめ主の悪質さもこの問題の質も彼が英語に堪能でないところにあるわけではありません。差別を否認するという結論を維持するために、どれほど「証拠」の集め方やその解釈に歪みが生じるか、というところがポイントなのです。 ちなみに、当ブログが関わった案件で類似のものとしてはこんなのがありました。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080721/p1

    歴史修正主義の手口を理解する手がかり - Apeman’s diary
  • 視点・論点「まん延するニセ歴史学」 - Apeman’s diary

    まかされてしまった以上、やるしかありますまい(w 元ネタはこちら。できれば省略なしのフルバージョンでやりたかったが、一部飛ばしてます。ネタを思いついたら追記するかも。 みなさんは、「ニセ歴史学」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。 これは、見かけは歴史学のようだけれども、実は、歴史学的とはとても言えないもののことで、「偽史」や「歴史修正主義」などとも呼ばれます。 『そんなものが東京裁判史観以外にどこにあるんだ』とお思いの方も、例として、ジンギスカン=義経説や、日猶同祖説や、ホロコースト否定論などの名前を挙げれば、『ああ、そういうもののことか』と納得されるかもしれません。それとも、かえって、『え?』と驚かれるでしょうか。 例えば、皆さんもよくご存知のように、『盧溝橋事件中国共産党の陰謀』と盛んに言われ、ひところは大手出版社もこぞって書籍を売り出すほどのブームになりました。盧溝橋事件

    視点・論点「まん延するニセ歴史学」 - Apeman’s diary
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