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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (8)

  • 技術立国・日本論 | JBpress (ジェイビープレス)

    自動車からは、技術はもちろん、その背景、企業の状況、社会の流れなど、様々なものが見て取れる。また、自動車は単なる機械ではなく、使い心地や手触りを大事にする道具でもある。そんな稀な工業製品、自動車と自動車産業への観察や分析を基に、技術立国、日の実力を明らかにしていく。

  • 世界の若者が反抗的な気分な理由  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年2月19/20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) チュニジアやエジプトでは、若者が高齢の支配者たちに反旗を翻している。英国では、若者が大学授業料の引き上げに反発し、抗議行動を起こしている。彼らに共通するものは一体何だろうか? 彼らは、影響の出方こそ違うが実は同じ現象に苦しめられている。英国の高等教育担当大臣であるデビッド・ウィレッツ氏が昨年出版した著作で「ピンチ」と形容した状況だ。 若者の数は多すぎても少なすぎても問題 世界には、若者の数が多すぎることが問題になっている国もあれば、逆に少なすぎることが苦難をもたらしている国もある。 しかし、若者の方が高齢者よりも多い国では、選挙を通じて自分たちの運命を少しましなものにするという期待を若者が抱けるのに対し、高齢者の数の方が若者よりも多い国では、高齢者が選挙を通じて自分たちに有利な状況をつくり出すことができる。 いずれの場合も世の

    sasavon
    sasavon 2011/02/22
    人口分布と政治バランス
  • 米国の大学:緩やかな衰退  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月4日号) 米国の大学は自国の自動車メーカーと同じ道をたどるのか? 今から50年前、スリー・マティーニ・ランチ*1や喫煙オフィスが当たり前だった輝かしい時代に、米国の自動車メーカーは世界中から崇拝されていた。誰もが彼らの成功の秘訣を知りたがった。 一体どのようにして毎年、見事な新型車を量産できるのか。あれほど大勢の社員をどうやって首尾よく管理しているのか(当時のゼネラル・モーターズ=GM=は、民間部門で世界最大の雇用主だった)。そして、どのようにして顧客をあれほど満足させているのか。 今、世界はこれと同じように米国の大学に畏敬の念を抱いている。 何しろ、米国の大学は世界ランキング上位を独占している。上海ランキングコンサルタンシーが作成する「世界最高の大学リスト」に掲載されている大学ベスト20校のうち17校は米国の大学で、ベスト50校を見ても35校を占めている

  • 解禁してはいけない「混合診療」 | JBpress (ジェイビープレス)

    3月15日の日経済新聞に「質が高くて効率的な医療・介護をぜひ」と題した社説が掲載されていました。医療の提供体制、高齢者の医療と介護、保険財政の改革などを提言するものでした。 その中で、「高い医療技術を生かして医療・介護産業を育てる」という視点から、「保険診療と保険外診療の組み合わせ(混合診療)の原則解禁が欠かせない」と述べられていました。 内閣府の規制改革会議でも、最重要課題のトップに「保険外併用療養(いわゆる「混合診療」)の在り方の見直し」が挙げられています。 混合診療を解禁するといいことずくめ? 現在の日の保険診療では、保険診療と保険外診療(自由診療)を併用すること、つまり混合診療は原則として禁止されています。保険で認められていない保険外診療が診療内容に加わった場合には保険が適用されず、全額が患者の自己負担となります。 例えば、「海外では普通に使用されているけれど、日でまだ未承認

    解禁してはいけない「混合診療」 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 国から逃げ出し始めた韓国人? 超格差社会の隣国は日本の未来か~書評 | JBpress (ジェイビープレス)

    まずは子供の受験。日でも年々受験戦争が激しくなっているが、お隣の韓国は想像を超える。昨年(2008年)、韓国の世帯支出で突出した伸びを示したのが教育費だった。 その額は40兆ウォン(約2兆8000億円)に上り、そのうち塾にかかった費用だけで19兆ウォン(約1兆3300億円)に達しているという。塾の費用は8年前の3倍にも達している。 子供たちは学校の自習室で午後10時頃まで自習した後、塾に向かい、午前1時頃に帰宅の途に就く。ソウルのある繁華街では、2次会を終えたサラリーマンたちが目を赤くして集団で帰り始める頃、目の血走った別の集団がぞろぞろとビルを出てくる。 塾を終えたばかりの中学生たちだ。受験戦争の過熱に、韓国政府は今年、夜10時以降の塾の営業を規制する法案まで考えたとこのは伝えている。 昨年来の不景気で就職難になったことも受験熱を煽っている。また、韓国経済も国際化が進み、別な受験戦争

    国から逃げ出し始めた韓国人? 超格差社会の隣国は日本の未来か~書評 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 英国の輸出:難局から抜け出せるか  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年2月20日号) 英国の輸出業者には、やらねばならない大仕事がある。一部の人は、それは英国政府も同じだと考えている。 ロシアの家庭は、エキゾチックで大胆な柄の英国製の壁紙を十分に手に入れることができない。需要はあるのだが、英国のブラックバーンで壁紙を生産するグレアム・アンド・ブラウンが説明するように、輸出信用保険がかけられないからだ。 このため同社は支払い保証を受けて3カ月ごとにロシアに売れるだけ売る――およそ500万ポンド相当――代わりに、ロシアの卸売業者から支払いが受けられないリスクを自ら負って、わずか200万ポンド相当の壁紙を販売している状況だ。 国内需要が弱く、今後数年間は政府の支出が抑制されると見られる中、英国はグレアム・アンド・ブラウンのような企業が海外で売り上げを伸ばし、同国を不況から救い出してくれることを期待している。 ポンド安という強みがあるの

  • 危機は対症療法では解決できない ギリシャ危機や銀行問題に見るポピュリスト的対応 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年2月24日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 金融危機への対応を考える際、政策立案者は米国の作家H・L・メンケンの知恵に耳を傾けるといいだろう。どんな問題にも、シンプルで、もっともらしく、間違った解決策がある、とメンケンは言った。案の定、大西洋の両側の政治家が原因よりも症状に対処する見事な能力を発揮しているために、巷にはシンプルな解決策が溢れている。 まず、ギリシャについて考えてみよう。もちろん、この国は昔から財政の問題児であり、経済改革の混乱にかけては賞を受賞してもいいくらいの国だ。 ギリシャに苦い薬を飲ませ、自分たちは輸出主導の成長を続ける? ギリシャが今当に必要としているのは外需。苦い薬を飲ませれば解決するような問題ではない(写真は24日、政府の緊縮財政計画に抗議して行われたゼネストの様子)〔AFPBB News〕 だが、ドイツの多くの政治家が口にしているような、こうし

  • 露わになる中国企業の欠点 経営改革なくして発展なし JBpress(日本ビジネスプレス)

    端から端まで車で2時間しかかからないような狭い地域を見れば、広大な国の経済の変遷がかなり分かる。 中国南部のこの一帯は、毛沢東が外国人を追放する以前は外国人保留地だった旧条約港の広州から、毛沢東の死後、民間企業の実験場として作られた都市、深センまで広がる。 華南はこの10年間で、数千万人の出稼ぎ労働者が働く、世界屈指の経済成長の速さを誇る地域――衣料品や、電子機器の世界的な製造拠点――となった。 今、華南地域は、発展の凄まじさと同じくらい驚異的な経済収縮を経験している。過去1年間で、恐らく全体の3分の1から半数に相当する数千もの工場が閉鎖された。多くの工場が法に隠れて操業していることもあって、信頼できる統計はなかなか手に入らないが、不況の深刻さは明白だ。 出稼ぎ労働者の流れは反転した。新たに失業者の仲間入りをした出稼ぎ労働者の中には、街に残った人もいる(一部の人は新たな産業を始め

    sasavon
    sasavon 2009/02/27
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