英語を使いこなせるかどうかで給料に差が出るというのはよく言われる話ですが、私の例を見てみましょう。私は英語が得意だったこともあり、新卒社員として外資系企業に入社しました。外資系企業の初任給は日本企業に比べて100万円から200万円ほど高いことも珍しくないため、ある意味、入社時点で差は出ていたといえます。その後、キャリアアップを図るために12年間で5回の転職を経験しています。外資系企業では勤続年数を重ねることが大きな昇給につながる、という制度を採用しているケースはあまりありませんので、給料を大幅に上げたければ転職をするというのが一般的です。事実、私自身も転職のたびに給料を上げることに成功してきました。 私の担っていた仕事は、金融とITを同時に理解していなければならないという特殊なものでしたが、一方でエンジニアとして格段に専門的なスキルが必要だったわけではありませんでした。それにもかかわらず、